七三調子 (しちさんちょうし)

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ロッドの性能を表す指標。ロッドを10等分した際、ロッドが曲がる支点が先端の10分の3の位置にあるロッド。

本体(ブランクス)

釣り竿は中空構造(チューブラ)の物と無垢構造(ソリッド)の物がある。中空構造の特徴として、竿に張りが出るため振込み(キャスティング)性能や操作性に優れる。また、中が空洞のため一般的に感度面で優れると言われている。一方、無垢の特徴は曲がりやすく折れにくく、中空構造に比べ重いという特性を持つ。そのため穂先部分に用いられることが多い。また、中空構造に比べ感度面で落ちると言われているが、近年高弾性ソリッド素材により改善されてきている。
また穂先が細く元が太くなっており、この勾配(テーパー)によって竿の調子が決まってくる。竿を軽く曲げたときに曲がっていない部分と曲がっている部分の比で7:3になるものを先調子(ファストアクション)、6:4になるものを本調子(レギュラーアクション)、5:5になるものを胴調子(スローアクション)と呼ぶ。先調子の竿は当たりが取りやすく胴調子はバラし難い特徴がある。本調子はこれらの中間的な特徴を持ち合わせている。[1]欧米の六角竹竿や初期の頃の単一素材を用いた化学繊維の竿はこの勾配(テーパー)だけで竿の調子が決まっていたので、欧米諸国ではかつては竿の調子をテーパーで表記していたが、現在は複合素材の開発が進んでいるため一見胴調子に見える細い竿でも先調子の竿が作れるようになり、一概にテーパーのみで竿の調子を判別できなくなったため○○アクションという表記方法になっている。
また、竿本体の表面にはカラーリングや表面保護の目的[2]でコーティングがされており、主にウレタンが使用されるが、表面硬度を上げ軽く丈夫にするためアルミニウムやチタンの皮膜を用いているものもある。和竿などは漆が用いられる。

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