桜鯛 (さくらだい)

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春に旬を迎えるマダイのこと。マダイは桜の花が咲き始める頃産卵の為に浅瀬に来る。そのためこの時期のマダイのことを桜鯛と呼ぶ。この時期のマダイは脂がのって最も美味とされ、他の季節のものと区別され珍重されている。

マダイ

マダイ (真鯛、英: Red seabream、Pagrus major)は、スズキ目スズキ亜目タイ科に分類される魚類。日本では重要な食用魚で、「鯛」といえば狭義にはこの魚を指す。
属名は、ギリシャ語でタイを意味するΠάγρος(パグロス)のラテン語形Pagrus。種小名は、ラテン語で大きいを意味するmajor(マヨル)に由来する。Pagrus major(パグルス・マヨル)全体として、「大きな、タイ」という意味を成している。

特徴

全長120cmに達する比較的大型の魚だが、食用として多く流通するのは30-70cm程度である。体は側扁した楕円形で、顎が前方にわずかに突き出る。胸鰭は細長く、全長の半分近くに達する。背鰭は前に棘条12・後に軟条10、尻鰭も同様に棘条3・軟条8からなる。尾鰭は大きく二叉する。口の中には上顎に2対、下顎に3対の鋭い犬歯があり、その奥に2列の臼歯がある。
体色は紫褐色を帯びた光沢のある淡紅色で、青い小斑点が散在する。若魚では体側に5本の不明瞭な横縞が出るが、成魚ではこの横縞がなくなる。また、尾鰭の後縁が黒い点でチダイやキダイと区別できる。
北海道以南から南シナ海北部までの北西太平洋に分布するが、奄美群島・沖縄諸島沿岸には分布しない。漁獲量は東シナ海・瀬戸内海・日本海の順に多く、太平洋側では南ほど多い。
成魚は水深30-200mの岩礁や砂礫底の底付近に生息し、群れを作らず単独で行動する。肉食性で、小魚、甲殻類、頭足類、貝類など小動物を幅広く捕食する。頑丈な顎と歯で、エビやカニの硬い殻も噛み砕いて食べてしまう。

別名

タイ、オオダイ、ホンダイ、タイノユウ(各地)チャリコ、カスゴ(近畿地方・幼魚)マコ、オオトクダイ(東京)シバダイ、ヒシコ(長崎)マジャー(有明海沿岸)マコダイ(鹿児島)など、地域や魚体の大きさに応じたさまざまな呼称がある。漁業関係者の間では、チダイやキダイなどよく似た近縁種との区別もわりと明確で、別物として扱う。
時期や食味に対応した呼称として、「桜鯛」(産卵期で脂が乗ったもの。本来は、寒鯛の”身が桜色”になったものを言う)、「魚島のたい」(産卵期)、「麦わらだい」(産卵後の味が落ちた状態を表す)がある。なお、サクラダイを標準和名とする魚もいるので注意を要する。

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