サバの生き腐れ (さばのいきぐされ)

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サバは他の魚より腐敗するのが早いという意味。一見新鮮そうに見えても、実は内部が傷んでいる場合が多い為このように呼ばれる。

サバ

サバ(鯖、英: Mackerel)は、スズキ目・サバ科のサバ属 Scomber・グルクマ属 Rastrelliger・ニジョウサバ属 Grammatorcynus などに分類される魚の総称。日本近海ではマサバ・ゴマサバ・グルクマ・ニジョウサバの計4種が見られる。

鮮度維持の難しさ

古来よりサバは、食あたりが発生しやすい食材と知られており、サバの生き腐れと呼ばれてきた。これは脂肪分が多く鮮度低下が比較的早いということと、環境中に常在するヒスタミン生産細菌によりヒスタミンが生じることが原因である[4]。鮮度の低下を防ぐために、釣りで捕獲した際は低温で保管するのはもちろんのこと、エラを切除するか首を折った後に海水に漬けて血抜きをすることが推奨される。
しかし、低温だけではヒスタミン生産細菌の増殖とヒスタミンの生成を抑制することはできず、温度5℃5日間の保存で官能的に腐敗臭を感じない状態でも、ヒスタミン量が中毒の閾値を超える場合もある[5]。また、調理の加熱ではヒスタミンは分解されず食品中に残存する。一方、酢で洗うなどの処理はヒスタミン生産細菌の増殖を抑制することができるため、鮮度保持には有効である[6]。

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