カメジャコ (かめじゃこ)

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アナジャコの別称。

アナジャコ

アナジャコ (穴蝦蛄、Upogebia major) は、エビ目(十脚目)アナジャコ下目アナジャコ科に分類される甲殻類の1種。
名称と見た目が似ているが、シャコとは類縁の遠い別の生物である。ただし、地域によってはアナジャコも「シャコ」と呼ぶ。

概要

北海道から九州、台湾、朝鮮半島、黄海沿岸に分布する。泥干潟にY字型の深い巣穴を掘り、腹部にある遊泳脚を利用して海水の流れを起こし、口部付近に密生するヒゲでプランクトンやデトリタスを漉しとって食べる濾過摂食動物である。
日本列島沿岸域には、同じアナジャコ属 Upogebia のヨコヤアナジャコ、ナルトアナジャコなど数種が分布する。同じ科ではないが、生態の類似したオキナワアナジャコ科のオキナワアナジャコ Thalassina anomara が琉球列島のマングローブ林や塩性湿地に生息している。大型であること、入り口に巨大な泥の塚を備えた長大な巣穴を掘ることで目立つ存在である。

釣り餌としての利用

食用以外にも、釣りや延縄の餌として使うこともある。釣具店では通称カメジャコとして販売され、スズキ、チヌ、カレイ、マダイ等の大型肉食魚を漁獲するのに用いられる。とくにスズキ狙い等での投げ釣りでは、外殻が軟弱な近縁種のスナモグリ(ボケ)よりも針外れしにくいため、遠投に適している。

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