針 (はり)

分類:

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魚の口に引っ掛けるため、J字型になっている針。

釣り針

釣り針(つりばり)は、魚釣りに用いる針。多くの場合J字型に彎曲させてある。一般的には釣用の針は「鈎」と表記されることが多い。また、「鉤」の字が用いられることもある。

概要

一般的で簡単な仕掛けとしては、釣り糸の先端に釣り針を結わえ付け、針を餌に埋めるように刺し込み、水中に投じる。魚が餌に食いつけば、餌の中の針が飛び出して魚の口に引っかかるしくみである。魚がそれを咥えた瞬間に手元に軽く引くことで引っかかりをよくするのを「合わせをいれる」あるいは「合わせる」という。
古くは鹿の角などを用いて作成した。それに代わり現在では炭素棒に金属を染み込ませて、更に焼き入れなどを行い作っている。

歴史

釣り針や類似の器具は何千年も前に発明されたと考えられる。記録に残っている最古の釣り針は、紀元前7000年ごろのものでパレスチナで出土した。これまで人類はありとあらゆる材料で釣り針を作ってきた。木、動物や人間の骨[1]、角、貝殻、石、青銅、鉄、さらには最近の材料である。多くの場合、釣り針は素材の特徴を生かし強度を増すよう作成された。ノルウェーでは1950年代ごろまでカワメンタイ用釣り針にセイヨウネズを使っていた地域もある。鋼製釣り針は1600年代にヨーロッパで使われ始め、主流となっていった[2]。
日本列島の旧石器時代の遺跡からは釣針は出土しておらず釣漁や網漁は確認されず、ヤスや銛による刺突漁が主であったと考えられている。
縄文時代には前期から沿岸部や湖沼のあった内陸部の遺跡から釣針や銛、魚網などの漁具が出土していることから漁撈の存在が確認され、シカの角などを用いた釣針が出土している。『古事記』の海幸山幸の話には 山幸が釣り針を借りる話が登場する。

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