アオチビキ (青血引)
外観・内観写真


概要
分類 | スズキ目フエダイ科アオチビキ属 |
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別名 | オーマチ、クロマ、アオマチ、ギンムツなど |
英名 | Green jobfish |
由来 | 体色が青く、チビキという魚の仲間であることから由来する。 |
分布
関東地方太平洋岸~琉球諸島
似ている魚との見分け方
似ている魚はおらず、鮮やかな青い体色と細長い体型が特徴の大型種である。
眼球前から鼻孔部付近まで深い溝になっていることも本種特有なので同時に覚えておきたい。
眼球前から鼻孔部付近まで深い溝になっていることも本種特有なので同時に覚えておきたい。
毒や危険性について
大型になるとシガテラ毒を持つ固体も稀に存在すると言われている。
シガテラ毒は神経毒で、フグの毒の数十倍強いと言われており、中毒症状は下痢、嘔吐、筋肉痙攣、血圧低下、ドライアイスセンセーションなどが挙げられる。
このような症状が発症したら至急病院に急行し、専門の治療を受けること。
シガテラ毒は神経毒で、フグの毒の数十倍強いと言われており、中毒症状は下痢、嘔吐、筋肉痙攣、血圧低下、ドライアイスセンセーションなどが挙げられる。
このような症状が発症したら至急病院に急行し、専門の治療を受けること。
食性
肉食性で小魚や甲殻類、イカ、タコなどを捕食する。
食味
捌き方 |
※ここでは、形状が似ているアカアマダイの捌き方を紹介するが、本種は大型になるとシガテラ毒を持つ固体も稀に存在すると言われているため、調理は自己責任で行ってほしい。
アオチビキの背ビレの棘は非常に鋭いため、捌く際には注意しよう。 |
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料理 | ※大型になるとシガテラ毒を持つ固体も稀に存在すると言われているため、料理は自己責任で行ってほしい。
刺身、フライ、塩焼き、汁物など。 |
釣りについて
釣り方 | 船釣り南西諸島の船釣りで人気のターゲットの一つで、活き餌の泳がせ釣りで狙う。1mを超える大型魚で、遊泳力があるため強烈な引きでアングラーを楽しませてくれる。 同じ海域では外道でカマスサワラなどの大型魚が釣れることもあるので油断は禁物だ。 活き餌でいろんな大物が釣れる! 「泳がせ釣り」をマスターしよう 初心者は覚えておきたい「船釣りの基本用語」まとめ |
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釣れる時期 | ー |
タックル | 船釣りタックルは外道に備えて強度のあるものを用意しよう。ロッドは強度のある船釣り用のもの、リールは大型電動リール、道糸はPE12号前後のもの、リーダーはフロロ50号前後のもの、鈎はGT25号前後のものを使おう。また、オモリは250号前後のものを潮流や水深に合わせて使い分けよう。 船釣りを快適にしてくれるオススメアイテム5選 忘れずに持って行こう! 船釣りで使う小物5選 |
ルアー・餌 | 活きムロアジ、活きサバなど。 |