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ヒラメ (鮃・平目)

外観・内観写真

写真提供 : 鈴木竜俊 様
写真提供 : 鈴木竜俊 様
写真提供 : 菅沼佑輔 様
写真提供 : 菅沼佑輔 様
写真提供 : 永井秀明 様
写真提供 : 永井秀明 様
写真提供 : 原井将貴 様
写真提供 : 原井将貴 様
写真提供 : 江口亮 様
写真提供 : 江口亮 様
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概要

分類 カレイ目ヒラメ科ヒラメ属
別名 カレ、ソゲ(小型のもの)、オオクチ、ハス、オオガレイ、ホンガレイ など
英名 Japanese flounder
由来 「ヒラ」は魚体が平らであることからであり、「メ」は魚の接尾語と言われている。

分布

北海道~九州南岸までの日本海、太平洋、東シナ海の沿岸砂地に広く生息する。

似ている魚との見分け方

「左ヒラメの右カレイ」という言葉通り、腹側を下にして置いた時に頭が左を向くのがヒラメである。ただし、稀に右頭のヒラメがいるので注意が必要になってくる。

また、後述する食性の違いによりカレイ類は歯が小さく、ヒラメ類は歯がとても鋭い。

基本的には上記通りだが、種によってはこれらが当てはまらないことがあるため注意が必要である。

一般的に天然のものは裏側が白く、養殖のものは茶色の斑があることから、天然と養殖の判別も可能だ。

「左ヒラメに右カレイ」は例外も!? 「カレイ」と「ヒラメ」の見分け方

毒や危険性について

歯がとても鋭いため、釣りあげた後の針を外す際には注意が必要。

また、稀にクドアという寄生虫に感染してる場合がある。一見して感染の有無はわからないが、身を見た際に筋肉が溶けている場所があった場合は要注意だ。
生食した際に軽い一過性の嘔吐や下痢を起こすため、心配なら冷凍や加熱することをおすすめする。

食性

肉食性である。典型的なフィッシュイーターで、魚類、イカ類、甲殻類を多食する。

カタクチイワシ、イカナゴ、アジサバ類の幼魚、キスなどの底魚と様々な魚種をその鋭い歯で噛みついて捕食する。

釣るときの参考に! 「ヒラメ」の水中捕食映像

食味

捌き方
  1. ヒレの内側に中骨の深さまで切り込みを入れておく。
  2. 背骨に沿って切り込みを入れ、身の端を持ちながら中骨に沿って身を切り離す。
  3. これを両側、合計4回繰り返す。
  4. ヒラメは腹骨の付き方に特徴があるため、身についている骨を取り除く。

ヒラメやカレイ類などのフラットフィッシュでは通常の魚と異なり、「5枚下ろし」が必要である。

背側、腹側、そして縁側(えんがわ)で味が異なるので食べ比べてみるとおもしろい。
料理 刺身、昆布締め、煮付け、ムニエル、フライ、から揚げ、塩焼きなど。

タイやヒラメは釣ったら旨味が抜群に上がる「昆布締め」にしよう!

釣りについて

釣り方

ルアー釣り

フィールドは砂浜(サーフ)が多い。

広大な砂浜でルアーをフルキャストし、一見変化のない地形から変化を探し出す釣りである。
バイト数が多い釣りではないので、少しでもヒット率を上げる緻密な分析の積み重ねが釣果へ繋がる。

陸っぱりでルアー釣り! 「ヒラメ」の釣り方まとめ
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泳がせ釣り

主に堤防や船からフィッシュイーターであるヒラメを生餌で狙う釣り方である。

土地によって餌として泳がせる魚は様々であるが、一般的には入手しやすいマアジなどが主流だ。
また、船での泳がせ釣りの場合は、マイワシやカタクチイワシ、ハゼなどを用いることがある。

ヒラメは魚を齧るように捕食するため、アワセを入れるのはしっかりと食い込んでからが良い。
ヒットしてから心の中で40秒待てという意味の「ヒラメ40」という言葉もある。

初心者でも簡単! ヒラメの「泳がせ釣り」での釣り方
釣れる時期 3~6月の春は産卵前であるため、浅場に接岸する。
サイズも大きく、比較的狙いやすい。

7~9月は産卵後であるため、味はいまひとつである。
このころのヒラメは猫も食べないという意味の「猫またぎ」とも言われたりする。

10~11月の秋はベイトフィッシュの接岸であったり、ヒラメ自身が寒さに備えて脂も乗ってくる。
砂浜がフィッシュイーターで最も賑わう季節で、他魚種も狙えるため初心者には一番オススメの季節である。

12~2月の冬季は「寒ビラメ」と呼ばれているように脂が乗っていて最もヒラメが美味な季節だ。
ただし、この時期は深場に移動している場合が多いため、船の釣りがメインになるだろう。
タックル

ルアー釣り

遠投性を重視したタックルが良い。

そのため、ロッドは10フィート以上で30~40g程度までのルアーを扱うことのできるシーバスロッドやサーフロッドが推奨される。
リールはPE1号程度が200m以上巻くことのできるもので、巻き取り量の多いハイギアモデルが良い。

ヒラメのルアー釣り用ロッドの選び方と、おすすめ3選

泳がせ釣り(堤防)

ロッドは磯竿が良い。現場にあったオモリ負荷のものが使いやすいが、シーバスロッドなどのルアーロッドでも代用可能だ。

リールはナイロン3号前後が150m程度巻くことができて、ドラグ性能がしっかりしたものならなんでもよい。

泳がせ釣り(船)

ロッドは専用のものが使いやすいが、長さで言えば2m以上、3m未満のものが良い。

道糸は海域にもよるがPE3号以下が基準になるため、それらが200m以上巻くことのできるものを用意しよう。
ルアー・餌

ルアー釣り

底でジッと餌を待ち構えているイメージがあるが、遊泳力が強いため水面近くのルアーにもアグレッシブにバイトする場合がある。
このため、ミノー、シンキングペンシル、バイブレーション、メタルジグ、ジグヘッドなど様々なルアーがヒラメ釣りには用いられる。

これらのルアーをヒラメの溜まる地形変化に的確にキャストすることが釣果へ繋がる。

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泳がせ釣り

仕掛けにはオモリを付けた胴付きの仕掛けを用いることが多い。
水深や地形によってオモリの大きさやハリス、捨て糸の太さを工夫すると良い。

生き餌にはマアジ、マイワシ、ハゼ、キスなどが用いられることが多い。

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