ナマズ (鯰)
外観・内観写真


概要
分類 | ナマズ目ナマズ科ナマズ属 |
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別名 | ザシン、チンコロ、ナマダ、ナマンズ、ナマズノヘツタゴなど |
英名 | Japanese catfish |
由来 | 「ナマ」は滑らかから。「ヅ(ズ)」は魚名語尾、もしくは「頭(ズ)」からと言われている。 |
分布
北海道南部~九州
似ている魚との見分け方
同じナマズ属のビワコオオナマズ、イワトコナマズに似るがこの2種は琵琶湖水系のみに生息しているため分布でほぼ確実に判断できる。
琵琶湖水系の個体の場合、ビワコオオナマズは体色が紫がかっていて下顎が突出しているという点、イワトコナマズは腹側から見た時に両目が観察できるという点で見分けることができる。
琵琶湖水系の個体の場合、ビワコオオナマズは体色が紫がかっていて下顎が突出しているという点、イワトコナマズは腹側から見た時に両目が観察できるという点で見分けることができる。
毒や危険性について
特になし。
食性
肉食性で小魚や甲殻類、カエル、虫などを貪食する。
食味
捌き方 |
体表の滑りをブラシなどでしっかり落としてから捌く。骨が固いため注意する。 |
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料理 | 天ぷら、蒲焼き、洗い、刺し身など(生食は養殖物を用いる)。 |
釣りについて
釣り方 | ルアー釣りトップウォーターの釣りが主流であり、専用タックルも販売されている。夜行性のため夜釣りメインであるが、日中でも狙える。堰、流れ込み、草のかげ、障害物など変化のある場所を好むため狙うポイントとなる。 夏が本格シーズン!ナマズのルアー釣りで押さえておきべき4つの基本 雷魚やナマズの伝統釣法「ポカン釣り」のやり方 |
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釣れる時期 | 冬場は活動が鈍るため3~11月が釣りやすい。梅雨時期は産卵が絡むため最も釣りやすい時期である。 |
タックル | ルアー釣りナマズタックル、強めのバスタックルが良い。ロッドは5~7フィート前後のMH(ミディアムハード)~H(ハード)程度のベイトロッド、リールはラインキャパのあるベイトリール、ラインはPE4~6号程度が使いやすい。 障害物の多い場所がメインフィールドとなるため、ある程度強引にやり取りできるタックルが望ましい。ナマズの口周りは非常に硬いので、取り外しやすくするためフックはバーブレスのものにすることを推奨する。 夏といえばナマズゲーム!おすすめの「ナマズ釣り用タックル」まとめ |
ルアー・餌 | ノイジー、ペンシルなどのトップウォータープラグ、小魚、魚介類の切り身、甲殻類、虫など。 |