夏のアジングを楽しむために!アジの行動と生態、種類について解説

by ジャクソン
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2019年06月01日 (最終更新日:2019年08月10日)

一年を通して狙うことのできる身近なターゲットとして人気のアジ。

もはや定番ともいえるライトゲームの人気魚種だが、他の釣種と比べると歴史は浅く、その生態や年間を通してのシーズナルパターンなどは浸透しきっていないのも現状だ。

群れが入ったタイミングに当たれば比較的イージーに釣れることもあるだけに、あまり必死に群れを追い掛け回さなくてもそれなりに釣果が上がってしまうのもその一因ではあるはずだ。

しかし、しっかりとアジの一年を通したシーズナルパターンを把握しておけば、たとえメジャーフィールドが先行者で入れないような場合にも潰しが効くようになるはずだ。

今回は、筆者のホームグラウンドである東京湾を例にとって説明したい。

アジの行動と生態について

東京湾は湾口の狭まった地形をしており、湾の中心はかなりの水深があるという特殊な地形をしているので東京湾のアジは定着性があり、あまり回遊しないキアジ系のアジが多い。

もちろんクロアジ系もいるが、アングラーがアジングのターゲットとして狙っているのはほぼキアジ系だ。

キアジは急激な水温変化を嫌う傾向があり、水深5メートル以深のブレイクやストラクチャー周りに居着く。

キアジはエサが少なくなる等のことがなければ産卵以外で一度定着した場所から大きく動かなくなり、ブレイクの上がり下がり程度の動きしかしなくなる。

その為、大きくなるにつれ太く重くなるので、脂の乗ったアジになり市場価値も高く、金アジなどと呼ばれるブランドアジとして扱われる。

これからの初夏〜夏の季節は、秋の最盛期にむけてガンガン新しいアジの群れが差してくる季節になる。

春に産卵を終えたアジが、居着くのに適したエサの多い場所を求めて再び回遊しだすからだ。

一度群れの入ったエリアにはしばらく留まり、そこで餌にありつけなかったアジは再びエサの多い場所を探して回遊する。

そのことからも夏のアジングは入りたてのアジの群れと、すでに居着いている群れを判断し釣り分けることがキーワードとなってくる。

アジの判別方法と釣り分け方とは

ここまではアジの行動と生態について説明したが、実際に釣り場でそれらのアジをどう見分けていけば良いのか、どう釣り分けていくのかを解説したいと思う。

まずはアジが新規の群れなのか、居着きの群れなのかの判断方法だ。

アジは新規の群れほど中層より上でエサを捕食し、居着きの傾向が出ている群れはボトムに着くようになる。

そのため、バイトがあったレンジが何処なのかで判断できるのだ。

それを解りやすくするために、釣り方やメソッドはシンプルにして、自分のイメージと実際のルアーのレンジにズレが出ないようにすることが大切だ。

筆者はこの時期になるとファーストフォールから着底、着底からのワンアクションまでを行なったらすぐに回収する。

そこから更にアクションを入れたりしてしまうとイメージとのズレが大きくなり、バイトがどこであったのかの判断に正確性が損なわれるからだ。

具体的には、同じ場所に毎回キャストしていてアタリのインターバルに間があるなら横方向、もしくは明暗に流れの発生するタイミングで出入りしていると判断できる。

そのどちらかを判断したければ、アタリの途絶えたタイミングで暗がりにキャストして反応を見る。

同行者や他のアングラーが順に魚が釣れているなら、明暗沿いやブレイク沿いを横方向に回遊している可能性が高い。

このような探り方で群れの動向を把握できれば、その群れは新規で入ってきたフレッシュな群れだと容易に判断できるのだ。

逆に居着きの群れはボトム周りに着くので、判断が難しい。

おそらく居着きの群れがいる可能性を信じて、真剣に狙わなければその群れの尻尾を掴むこともできないだろう。

ボトム着きの群れというのは、そこにいるだけでエサを楽に捕食できるから居着くのであり、新規の群れのようにフォールするルアーを追い掛けて捕食するような行動に出なくなる。

居着きの群れは、底潮の動くタイミングで流れてくるプランクトンを捕食し、潮が止まればボトムの甲殻類などを捕食するなど、レンジに対してシビアな個体の集まりなのだ。

フォールで釣るにも流れの強弱を意識したウエイト選択をして、動いている潮にドリフトさせるよう調節しなくてはバイトに持ち込めない。

ボトムの甲殻類パターンも存在する

最も厄介なのはボトムの甲殻類パターンだ。

このパターンではボトムステイやズル引きなどの特殊なメソッドでしか反応を得られない。

アジもボトムだけを注視しているので、上からのアプローチにはほぼ無反応であることがほとんどだ。

そういうパターンがあることを知らなければ絶対にたどり着けないパターンの魚なので、むしろ魚は回遊してどこかへ行ってしまったと思うのが普通である。

とはいえ、回遊の群れが居なくなり、居着きの群れだけしか居なくなる冬の釣りではこのパターンも攻略できなければキャッチできるアジが極端に減ってしまうので、一年を通してアジを狙いたいと思うアングラーは絶対に覚えておきたいパターンだろう。

夏もアジングを満喫しよう

今回は夏をテーマにアジのシーズナルパターンについて解説した。

ここで説明したことを参考に今年の夏も是非アジングを満喫してみてほしい。

アジングの動画はこちら

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ここでしか見れない有力な情報ばかりなので、上達を望むアングラーはぜひチェックしてほしい。

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ジャクソン

1980年創業、静岡に自社工場を持つルアーメーカー。時代の洗礼を受けながらもなお、アスリートやにょろにょろ、飛び過ぎダニエルなどの世に残り続ける製品を生み出している。
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