貴重な休日を釣行に充ててしまうあまり、日頃の運動不足を感じている方は少なくないだろう。
釣りを末長く楽しむためにも、自身の健康を維持するのはとても大切なことだ。
今回は、そんな運動不足に悩むアングラーのために、釣りをしながら同時に運動できる釣りを紹介していこう。
運動になる釣り
ショアジギング
重いジグをシャクり続ける必要がある「ショアジギング」。
大型青物を狙いではタックルも大変重く、釣行の翌日は筋肉痛になってしまうことが多い。
また地磯でのショアジギングでは険しい磯歩きも生じるため、身体にかかる負荷はさらに大きくなる。
ショアジギングでは、ナブラが出なくても中層〜ボトムを泳ぐ魚が口を使う可能性がある。
すなわち、いかに長い間ジグをキャストし続けれれるかで勝負が決まるといっても過言ではない。
体力が釣果に直結する釣りであるため、ハマると必然的に身体を鍛えたくなってしまうだろう。
渓流釣り
軽装備の釣りであるが、大幅に体力を消費している「渓流釣り」。
沢登りの最中は身体に水流を受けているため、アングラーが思っている以上に身体に負荷がかかっている。
沢を歩いて巡り合った美しい渓流魚との出会いは、大変感動が大きい。
また、渓流釣りはロケーションが素晴らしく、釣果が出なくても最高の時間を過ごすことができる。
真夏でも山奥の涼しい中で楽しめるため、これからの時期に始めるにはもってこいだ。
SUPフィッシング
長時間パドルを漕ぐ必要があり、上半身に大きな負担がかかる「SUPフィッシング」。
常にバランスをとる必要があるため、ボードの上に乗っているだけで自動的に体幹も鍛えられる。
船を購入するのはハードルが高いが、SUPであれば手軽に沖へ出ることができる。
ショアからは狙えない魚も狙えるため、釣りの楽しさをさらに広げられること間違いない。
自分だけのポイントを開拓できる楽しさもあり、疲れを忘れて無我夢中で漕いでしまうはずだ。
釣りをしながら健康になろう
適度な運動は、健康維持に欠かせない習慣だ。
釣りをしながら運動ができれば、時間を有効に使えて一石二鳥だろう。
本記事を参考に、いずれの釣りも安全に十分注意して楽しんでほしい。