【実釣解説】初心者のためのエギング講座!春のアオリイカと出会う方法とは

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2019年04月27日 (最終更新日:2019年05月04日)

春はアオリイカの最盛期であり、多くのアングラーがこの季節を待ちわびていたことだろう。

エギングが盛り上がるシーズンである一方で、イカの数が少ないため初心者には難しい季節ともいえる。

今回はそんな春のアオリイカの特徴と、価値ある一杯と出会うためのアプローチ方法を紹介していきたい。

目次

  1. 春エギングの基本タックル
  2. まずは生態を知ろう!春のアオリイカの特徴
  3. 釣果は足で稼ぐべし!デイゲームのアプローチ方法
  4. 着底がわからなくてもOK!ナイトゲームのアプローチ方法
  5. 資源を守って楽しもう!イカに優しいリリース方法

春エギングの基本タックル

ロッド

ロッドは8〜8.6フィートのエギング専用ロッドを選ぼう。

春のエギングは3.5号のエギが基本となるため、やや硬めのMクラスが扱いやすい。

リール

リールはドラグ性能の良い2500〜3000番のスピニングリールを選ぼう。

ハンドルはシングル、もしくはダブルハンドルのどちらでも構わないが、近年では巻きが安定するダブルハンドルの人気が高い。

ライン

メインラインはPEラインの0.6〜1.0号を150m以上巻いておこう。

春は2kgを超えるような大型アオリイカが釣れる可能性があるため、0.8号以上のラインを巻いておくと安心できる。

今回はクレハ合繊から新発売された「シーガー PEX8 ルアーエディション」を使用した。

エギングやシーバス、ショアジギングなど、あらゆるルアーフィッシングに対応した8本編みのPEラインだ。

「シーガー PEX8 ルアーエディション」はバツグンの遠投性能に加え糸鳴りがないため、キャスト時に心地良さすら感じられた。

またハイクオリティな8本編みPEラインでありながら、リーズナブルな価格で手に入る

出費は抑えつつも、性能に妥協したくないアングラーにぜひともおすすめしたいラインだ。

ショックリーダー

ショックリーダーは、フロロカーボンの2〜3号を矢引き程度(70〜80cm)の長さで結んでおこう。

今回の釣行では、クレハ合繊から発売されている「シーガー プレミアムマックス ショックリーダー」を使用した。

トラブルレスなしなやかさと安心の直線強度だけではなく、岩や牡蠣殻などの根ズレにも強いショックリーダーだ。

春のエギングでは、リーダーに傷が入りやすい岩礁帯などのポイントを攻めることが多い。

傷が入った状態でイカを掛けると、強烈なジェット噴射でラインブレイクを起こしてしまう恐れがある。

質の高いリーダーを使用することで、大型アオリイカとのファイトでも安心してやり取りができるだろう。

春のアオリイカの特徴

大型が中心

アオリイカの寿命は約1年といわれており、親イカとなる春は1年の中でもっとも大きく成長している個体が多い。

春のアベレージサイズは約500g〜1kgであり、ときには2kgを超えるモンスターサイズが釣れることもある。

産卵を意識している

春のアオリイカは、産卵のために浅場へと接岸してくる。

アオリイカの産卵時期は南のエリアほど早く、本州ではおおよそ4月下旬から初夏にかけて行われる

一度産卵行動に入ったアオリイカは大変気難しく、目の前を通るエギを完全に無視することも珍しくない。

藻場を好んでいる

アオリイカは別名「モイカ」と呼ばれるほど藻場と関係が深いイカだ。

とくに写真のようなホンダワラ類といわれる海藻が繁茂しているポイントには、高い確率でアオリイカが生息している。

捕食への関心が低い

春のアオリイカは産卵への意識が高いあまり、捕食への関心が低くなっている傾向にある

エサを深追いしないため、目立つことを意識しすぎたアプローチは嫌われやすいことを覚えておこう。

しかしながら、春になると全くエサを食べないというわけではない。

動きの遅い甲殻類や近距離の魚など、無理がない範囲の獲物を中心に捕食している

したがって春のアオリイカへのアプローチは、イカが労力をかけずに捕食できることを意識してみよう。

デイゲームのアプローチ方法

アオリイカは昼夜問わず活動しており、24時間釣れるチャンスがある。

まずは日中のアオリイカを攻略するためのアプローチ方法を解説していこう。

基本はボトム狙い

デイゲームでのアプローチは、ボトム(海底)狙いが基本となる。

キャスト後にエギを着底させ、必要以上に大きく動かさないのがポイントだ。

ゆっくりとした誘いが有効なため、一投ごとに時間をかけて誘うことを意識しよう。

着底の感覚がわからないのであれば、キャスト後にフリーフォールで60秒待ってみよう。

待ちすぎなようにも思えるが、よほどの激流や深場でない限りは確実に着底させることができるはずだ。

着底後はスラックジャークやトゥイッチなど、あまりエギが動かないアクションを中心に組み立てていこう。

春のエギングにおすすめのエギ

今回の釣行では、デュエルから2019年春に新発売された「EZ-Q キャスト 喰わせ」が大活躍した。

同社の大人気シリーズである「EZ-Qキャスト」が、新素材のパタパタフットを搭載して生まれ変わった。

「EZ-Q キャスト 喰わせ」は難しいアクションをさせる必要がなく、ロッドを軽く動かす程度のシャクリでOKだ。

テンションフォール中にはパタパタフットが水の抵抗を受け、自動的にイカが抱きやすい水平姿勢を保ってくれる

このようにオートマチックに釣れる要素が凝縮されているため、ボトムに放置しているだけで釣れることもある。

シャクリやフォールとはひと味違うアピールができるボトム放置アクションは、春のシビアなイカに対して抜群の効果を発揮する

「このエギで釣れなければイカはいない」といっても過言ではないほど、場所移動の目安としても役に立つエギだ。

「EZ-Q キャスト 喰わせ」は全20色に及ぶ豊富なカラーラインアップを誇っている。

あらゆる状況に適したカラーが網羅されており、昼夜問わず大活躍してくれること間違いなしだ。

さまざまなエリアを探ってみよう

日中のアオリイカは大きく動き回らないため、一箇所で粘り続けても出会える確率は低い。

したがってイカの回遊を待つよりも、アングラー自身の足で探し歩くほうが得策といえるだろう。

過去の実績や墨跡の数だけにとらわれず、さまざまなエリアを攻める方が釣果に結びつきやすい。

人が多すぎて堤防に入れなかったときは、小磯へエントリーしてみよう。

磯は堤防に比べプレッシャーが少ないため、エギを見慣れていないフレッシュなイカが多い

※磯にエントリーする際は、安全のためスパイクシューズ(磯靴)を着用するようにしよう。

堤防や磯の他に、ゴロタ石が点在するようなシャローエリアも狙い目となる。

このようなエリアはライバルが少なく、土日であってもストレスなくエントリーができる数少ないフィールドだ。

膝下ほどの水深があれば十分で、実際にアオリイカの実績も高い。

その他にも、春のアオリイカを狙う上で思わぬ穴場となるのがサーフだ。

サーフは堤防に比べると魚影は薄いが、エサを求めている高活性の個体が目立つ

とくに写真のような砂利のサーフは急なカケアガリ地形が多く、アオリイカの回遊ルートとなっている可能性が高い。

ナイトゲームのアプローチ方法

夜はアオリイカの活性が高まり、日中と比べると広い範囲を動き回っていることが多い。

また夜は楽に捕獲できる獲物が増えるため、捕食行動を起こしやすいタイミングでもある。

事前準備を万全に

ナイトゲームに挑む際は、昼間のうちに釣り場を下見しておくことをおすすめする。

事前にアオリイカが付きそうな場所を把握しておくことで、ナイトゲームを優位に進められるだろう。

同時にベイトの有無や潮の流れ方などもチェックしておけば、さらなる釣果アップを見込めるはずだ。

ナイトゲームの必需品

ナイトゲームを快適かつ安全に楽しむためには、手元や足元を照らすヘッドライトが欠かせない。

思い通りに周囲を視認できない暗闇は大きなストレスとなり、モチベーションの低下を招いてしまう。

今回の釣行ではそんなストレスを解消すべく、レッドレンザーから発売されているヘッドライト「MH5」を準備してナイトゲームに臨んだ。

「MH5」は、環境に優しい充電池を標準付属している。

専用の変換器を使えば、釣り場までの車中でも充電できる優れものだ。

万が一充電し忘れた場合でも、市販の単三乾電池でカバーできるのも嬉しいポイントといえる。

「MH5」は同社独自の設計により、電池1本のエネルギーとは思えないほどの明るさを誇っている。

手元だけではなく、釣り場に到着するまでの足元も広く照らせるので安心だ。

「MH5」はヘッドバンドを外すことで、コンパクトなハンドライトにもなる。

複数所持していてもかさばらないため、セカンドライトとしても重宝するだろう。

また本体にはクリップが搭載されており、バッグのベルトやライフジャケットなどにも装着できてしまう。

イカの回遊を待ってみよう


夜はイカの活性が高く、日中よりもはるかに行動範囲が広がっている。

とくに常夜灯のあるポイントは圧倒的に有利であるため、釣り場に腰を据えて回遊を待つのがおすすめだ。

墨跡がない堤防であっても、常夜灯があればイカが回遊してくる可能性は大いにあることを覚えておこう。

夜はイカが中層に浮いていることが多いため、着底がわからなくても問題ない。

キャスト後のフォール時間を10秒、20秒、30秒・・・という具合に各レンジを細かく探っていこう

デイゲームとは違い、ハードジャークや連続ダートなど大きめのアクションを組み合わせるのも有効だ。

夜はイカの行動パターンが多様化するため、アングラーが無理に場所を動かないほうが無難だ。

テンポよくランガンするよりも、一箇所であらゆるアプローチを駆使しながらイカの回遊を待つほうが釣れる可能性が高まる。

資源を守って楽しもう

春はアオリイカにとって産卵期であり、資源を維持する上で大変重要な時期だ。

とくに卵を持っているメスは積極的にリリースするように心がけたい。

オスとメスの見分け方

アオリイカは、体表の模様で性別を判別できるのをご存知だろうか。

写真上部の個体は線形の模様に対し、下部の個体はドットのような柄をしている

線形はオスの模様であり、ドットはメスの模様だと覚えておこう。

またメスはオスに比べて全体的にやや丸みを帯びた体型をしているのも大きな特徴だ。

イカを痛めないリリース方法

アオリイカという資源を守る上で、キャッチアンドリリースは非常に有効な手段となる。

しかしリリースしたにもかかわらず、手負いのあまり産卵に参加できなくては全く意味がない。

ここからはイカへのダメージを最小限に抑えるリリース方法を紹介するので、エギングを楽しむ方はぜひ覚えておいてほしい。

タモ網でランディングする

リリースを前提とした個体をランディングする際は、ギャフではなくタモ網を使うよう心がけてほしい。

ギャフは持ち運びやすく便利であるが、ランディング時に致命的なダメージを与えてしまう。

したがってギャフでランディングしてしまったイカはリリースせず、持ち帰って美味しく食べるようにしよう。

手で触れない

釣れたイカをリリースする際は、なるべく手で触れないよう心がけてほしい。

人間の体温はイカにとっては高温であり、触れるだけでヤケドを負わせてしまう

ヤケドを負ったイカは回復までに時間がかかるため、大型魚に捕食されやすくなってしまうことを覚えておいてほしい。

地面を濡らす

前途の体温と同様に、日光によって温まった地面の温度もイカにとっては大きなダメージとなる。

したがってリリース前に地面に置いて写真を撮りたい場合は、海水をかけて地面を冷やしてから速やかに撮影を済ませよう

体内の海水を抜かない

イカは常に体内へ海水を循環させており、体内の海水が少ない状態になると急速に弱ってしまう。

釣り上げた際に水を吐き出してしまった場合には、一度海に戻して海水を吸わせるか、速やかにリリースしてほしい。

海面の近くでリリースしよう

リリースをする際は、できる限り水面の近くで針を外すよう心がけてほしい。

背骨を持たない生物であるイカは、落水時の衝撃がとても大きく、内蔵に致命的なダメージを負ってしまう。

階段やスロープなどを利用し、可能な限り水面に近い位置で優しく針を外してあげよう

エギングを末永く楽しもう

春のアオリイカは大型が多く、強烈な引きでアングラーをワクワクさせてくれる。

難しい印象を持たれがちだが、的確なアプローチをすることで貴重な一杯と出会えるはずだ。

本記事を参考に、資源を守って末永くエギング楽しんでほしい。

使用したアイテム

クレハ合繊「シーガー PEX8 ルアーエディション」

デュエル「EZ-Q キャスト 喰わせ」

レッドレンザー「MH5」

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※ 50音順

クレハ合繊

シーガーは1971年に、世界初のフロロカーボンラインを発売してから今日に至るまで、素材、製法、そして何よりも強さをひたすらに磨きあげてきました。それは、これまでも、これからもパイオニアである私たちの使命です。

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デュエル

開発から製造まで自社工場にて一貫して手掛ける釣り具メーカー。独自の機構や革新の技術を取り入れ、誰でも手軽に使えて釣れる性能を備えたルアーおよびラインの製造を目指す。マグネット重心移動の「HARDCORE」シリーズや「パタパタ」の愛称でお馴染みの「イージーQ」シリーズなどがある。

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レッドレンザー

世界70か国以上で販売されている、ドイツ生まれのLEDライト専門メーカー。明るさだけではなく、「見やすさ」にもこだわったモノづくりで、世界中のアウトドアファンをサポートしている。

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