ジャクソンの「アスリート17SSV」を使った飛距離対決!YouTuberとプロアングラーがまさかの真っ向勝負!

今回は釣りジャックコラボ企画シリーズ第2弾。釣りジャックのお二人、駿河の黒豹こと井熊プロと奇跡担当Ichi_Lowさんも撮影に参加した。
企画の内容は、ジャクソンの新製品であるアスリート17SSVを使った「ボルテックスジェネレーター飛距離対決」だ。
新たなアスリートに搭載されたボルテックスジェネレーターの性能の検証も兼ねているため、ボルテックスジェネレーター有りと無しを投げ比べる。
そもそもボルテックスジェネレーターってなに?
今回、ジャクソンが釣り業界で始めて搭載した技術がボルテックスジェネレーター(以降VG)だ。
リップの裏に小さな突起が見えるだろうか?この小さな突起がVGである。
VGを搭載することで飛行中のルアーを取り巻く空気が整流され、飛行姿勢と飛距離が安定するという代物だ。
意外と身近なVG
実は知られていないだけで、VGは身近なところに存在している。それは「車」だ。
スポーツカーには当たり前のように搭載されているし、我々が普段乗っている乗用車にも搭載されていることがある。
ミラーやライトに小さな突起があればそれがVGだ。空気を整流することで高速走行での安定感が増すらしい。
SUU vs 黒豹・井熊プロ飛距離対決スタート!
勝負するのはSUUと釣りジャック井熊プロ。
VG有りと無しを検証するために、特別にVGなしをジャクソンさんに用意していただいた。
- ルアー:アスリート17SSV(170mm/30g)
- ロッド:サーフトライブ1062M
- リール:ストラディック4000XG
- ライン:PE1.5号
それぞれ5投ずつキャストし、その平均飛距離で競う。
勝負の行方も気になるが、VG有りとなしでどれほど飛距離の差が出るのか注目だ。
VGなしの計測結果
交互にお互い5投ずつ投げた結果、SUU平均72.44m、井熊プロ平均77.42mという結果。さすがサーフのプロアングラー井熊氏はSUUに5mの差をつけた。
横風などの影響か飛行中にバランスを崩すことがあり飛距離のばらつきが目立ったが、VGがないにも関わらず平均70m超えの飛距離は驚愕。
ルアーとしての基本性能の高さを伺わせる結果となった。
VG有りの計測結果
次は本命VG有りの計測。SUUは平均79.84m、井熊プロは平均81.56mという結果に。
サーフプロ井熊氏はなんと平均で80m越えという大記録を樹立。
惜しくも井熊プロの記録には届かなかったものの、SUUも80mにあと20cmまで迫る記録を打ち立てた。
VGは確かに飛ぶ!
今回の結果から、VGを搭載したルアーは搭載していないものと比べて飛距離が伸びたという結果が出た。
ふたりの記録を平均すると、VG有りの方がなしと比べて7.7%も飛距離UP。VGの実力は本物のようだ。
飛ぶだけが利点ではない
VGを搭載したルアーが飛ぶことは証明されたが、本当の利点は飛ぶことではない。
実際の釣りにおいてもっと大切なこと、それは「常に安定した飛距離がでる」ということ。
数値にも表れているように、VGなしの数値はSUU・井熊プロ共に飛距離にばらつきがあるが、VG有りはばらつきが少なく一定の飛距離が出ていることがわかる。
ミスキャストがない
仮に10投に1投ミスキャストがあったとすると、一日で何投ミスをすることになるのか。
それが一年なら、数えきれないほどのムダなキャストをしていることになる。
ミスキャストなく常に安定した飛距離を出せるルアーを使うことで、モノにできるチャンスは必ずあるはずだ。
必ず強い武器になる
VG搭載のアスリートはサーフのヒラメやシーバスのサヨリパターンなど様々なところで力を発揮してくれるはずだ。
モデルは17SSVと17FSVのシンキングとフローティングのふたつが発売になるとのこと。
さらに今、新たにVGを搭載したミノーを開発中らしく、これからのジャクソンの動きに目が離せない。
もっと飛距離を伸ばしたい方はこちらもチェック
同社のYouTubeチャンネル内のオリジナル動画は見逃せないものばかりだ。
ここでしか見れない有力な情報ばかりなので、上達を望むアングラーはぜひチェックしてほしい。