テイルウォーク開発者が語る新作「タイゲームTZ」の魅力を公開!マダイと喧嘩しないロッドとは

by テイルウォーク
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2019年03月14日 (最終更新日:2019年04月26日)

タイラバタックルはマーケットの成熟にともない選択肢が広がり全国各地で洗練され、現在では「軟らかいロッド」でも大鯛が獲れるようになった。

そんなイージーかつライトタックルでのエキサイティングなファイトがファンを魅了している。

テイルウォークブランド企画開発チーフマネージャーでもあり、駿河湾を中心に国内、さらには海外まで脚を運びタイラバに挑んでいる中村宗彦氏にタイラバタックルについて語ってもらった。

近年のトレンドと「タイゲームTZ」の魅力

タイラバはアングラーのスキルやフィジカルの差が出にくい

「落とす」「巻く」というシンプルな動作が基本のタイラバは、他のルアーフィッシングと違い「投げ(キャスト)」ないことが特徴の釣りだ。

「アングラー個々のフィジカルの差が出にくい釣り」「面白いのは思考とメンタルの釣りであるということ」と中村氏は語る。

これはタックルバランスの差が大きく釣りを左右し、タックルさえ決まれば誰にでも大鯛が獲れるチャンスがあるということを意味する。

タイラバには「マダイを探す」「そのタイミングで何を投入するのか?」を考える楽しみがある。

今回は自ら楽しみ最先端のタックルを世に送り出す立場にある中村氏に、タイラバタックルとは何かを聞いてみた。

トレンドは細身でスムーズに曲がる「マダイと喧嘩しないロッド」

中村氏がメインに使用しているロッドは、フルソリッドを採用したテイルウォーク・タイゲームのスパイラルリミテッドシリーズ。

C71Lをベースに全国各地でタイラバを経験し、各地の根魚、青物・・・沖縄のタマンもタイラバで仕留めてきた。

海外では韓国やマレーシア、スペイン、フランス、トルコ、アメリカでもタイラバに挑む。

マダイ以外にもスナッパー(マダイに似た魚)やグルーパーを仕留め、セイルフィッシュともファイトした経験を持つ。

「タイラバはタイラバ。あのファジーな形状が様々な魚を魅了するのは間違いないです」と「タイラバとは何?」という問いにそう答えた。

次にタイラバを操るためのタックルはどんなものを選ぶのか中村氏に聞いてみた。

「マダイ(に限定する)ならここ数年のトレンドとしてはスムーズに曲がること。マダイと喧嘩しないロッドということですね。柔よく剛を制す・・・とでも言うのか・・・フルソリッドはやっぱりキテますね」。

マダイに限定するならと前提があったが、根魚や青物が多い場合ははじめから強めのロッドを選ぶことを勧めている。

根に潜られることを避け、受け止めることが必要になるからだ。

この春にリリースされたタイゲームTZスパイラルリミテッドシリーズのC68ML・M・Hがそれにあたる。

細身なのにトルクがあり初期曲がりが軟らかく、フルベンディングでの曲がりで魚にプレッシャーをかける。

これぞテイルウォークが考えるタイラバロッドのベースだ。

従来のタイラバロッド・・・開発全体に言えることだがロッドパワーはトップ・センター・バットセクションと順じたかたちでパワーアップしていくのが基本だ。

しかしタイゲームTZスパイラルリミテッドシリーズは、「タイラバロッド」として機能する適正なパワーアップを目指し、過剰にパワーアップをしていないところに大きな特徴がある。

「このタイゲームTZシリーズはパワー別にラインナップされていますが、大きな特徴としてトップセクションのパワーに変化を持たせています。その差は絶妙なのですが(笑)センターとバットパワーは他のロッド・同シリーズで比べてもアップ幅が少ないと言えます」

「タイゲームシリーズはフルソリッドが特徴。今では普通になりましたがオリジナルモデルの開発は2011年からスタートし、その時点でフルソリッドを採用していました」。

タイゲームシリーズはリリース直後からフルソリッドならではのストレートテーパー(細さ)に目をつけていた。

突っ張らないスムーズな曲がりはマダイの突発的な突っ込みを和らげ、身切れやバラシを軽減してくれる。

フックやラインに負担を掛けない・・・「柔よく剛を制す」マダイと喧嘩しないロッドの所以だ。

中村氏は穂先にパワーのあるモデルにシフトすることでタイラバの「引き抵抗」を回避し、ディープなどで「初期掛かり」をより強いものにしたいという意味でロッドを使い分けるという。

フルソリッドの重さを感じさせないのは、チタンフレーム&トルザイトリングのガイドスペックとスパイラルセッティングによるもの。

軟らかいブランクの悩み(糸当たりを防ぐためのガイド数アップ=自重)からも解放される。

トップに向かい下を向くガイドセッティングがフルソリッド(縦繊維)で抑えきれなかった潮の抵抗によるトップセクションのネジレを防ぐことになり、より重めのタイラバまで対応できるようになったという。

巻き始めの穂先の曲がりこみが大切

「曲がりすぎない」状況をロッドセレクトで調整する。

基準はC71L&C68ML、九州・新潟など大鯛、根魚、青物が混じるフィールドではC68M&H、関西・瀬戸内方面ならC610UL&C71Lを選ぶのが選択の目安となる。

リールは同テイルウォークブランドのエランSWライト73(ディープ用/深溝/シングルパワーハンドル)、エランSW VTN(ミドルレンジ/深溝ナロースプール/ダブルハンドル)、タイゲーム66(シャローレンジ/浅溝/ダブルハンドル)の3機種を使い分ける。

巻きスピード・テンポ・糸巻き量の違いだけではなく、ギア比とハンドルの長さから計算される巻きのスピードと勢いで「掛け」を意識する。

「うちのリールが気になっている人は多いようで、フィッシングショーでも注目度は極めて高かったのがタイラバ用のこの3機種です。

すべて1回転70㎝の巻取り量で全国どこでもスローからファストリトリーブまで対応できる釣れる設定!?にしています(笑)コンパクト&軽量は当たり前ですね。

タイラバで使用したいドラグ域(600~700g前後)を一気に抜けないよう細かく調整できるドラグシステムやスムーズさを追求したカーボンドラグワッシャーなど細かいことも盛り込んでますよ。

コンディション変化もあまり起きないリールだと思っています。

毎日釣りに行くガイドさんや船長さんがテストしてくれていますから間違いありません。

あまり知られていませんがカスタマーサービスセンター(専属スタッフ)も完備し、オーバーホールや修理など万全の態勢で対応できる環境がありますのでご安心を。」とリールについても説明してくれた。

「ネタを求められる立場で大変申し訳ないですが、私のタックルセッティングはここ数年大きな変化がないんですよ」と中村氏は言う。

これは自らが各地・各国で経験してきた現在までの結論であり、それを変化させることは「また多くの失敗を経験する」ことであることを中村氏自身が知っているからだ。

今シーズンはタイラバ・フック・リーダー・ライン・リール・ロッド・・・トータルでタックルバランスを考えてみてはどうだろうか?

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ソルト・バス・トラウト…。自由な発想と新しい提案で、スタンダードからハイエンドモデルまで幅広いラインナップを持つルアーブランド。常に挑戦し続ける姿勢が、世界中のアングラーの心を掴んでいる。
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