【実釣レビュー】365日使えるアウトドアスマートウォッチ!カシオの「プロトレックスマート WSD-F30」をあらゆる場面で使い倒してきた
タフさだけでなく、釣りに便利な機能がたくさん詰まったカシオのスマートウォッチ「プロトレックスマート WSD-F30」。
今回は編集部がこの注目スマートウォッチをあらゆる場面で使用してきたので、その使用感を徹底的にレビューしていこう。
目次
沖磯で使ってみた
まずは夜明け前に、ブリやヒラマサなどの青物を狙うべく渡船に乗り沖磯へ上陸する。
都会の喧騒から離れた沖磯から大型魚を狙うタフな一日の始まりだ。
取材協力:丸銀釣りセンター
いきなりナブラ発生!?
時刻はAM7時を過ぎ、夜明けまではあと少し。
勝負の朝マズメに備え、着々と準備を進める。
朝マズメのチャンスタイムでは、目の前に大きなナブラが発生した。
逃げ惑う小魚の群れの下から、大きな魚が突き上げるように水しぶきを上げる。
アピール力の高い大きなダイビングペンシルで繰り返し誘うも、一向に反応がない。
しばらく試行錯誤をしていると、磯に大量の小イワシが打ち上げられた。
ルアーを変えるとヒット
青物は小さなイワシを捕食していると判断し、打ち上げられたイワシに似たサイズのメタルジグに変更。
海底から中層にかけて探った後、足元のカケアガリに差し掛かったところで何かがヒットした。
上がって来たのは小ぶりなカサゴ。
残念ながら目的の青物ではなかったが、捕食しているエサに合わせたルアーチョイスが功を奏したのだろう。
険しい場所でも安心
その後はイワシの群れが去ってしまい、新たな場所へ移動することに。
岩を登り、草をかき分けながら次の釣り場へと進む。
磯での移動時は、このように荒々しい岩に手をかけて登ることも多い。
WSD-F30はスマートウォッチでありながら、米国国防総省が制定する耐久試験「MIL-STD-810G」に準拠したテストをクリアしており、強い衝撃のリスクが高い険しい場面でも安心して使用できる。
長持ちするバッテリー
移動後も休むことなくキャストし続けるが、狙いの青物はなかなか口を使ってくれない。
沖磯では結局最後まで青物と巡り会うことができず、あっという間に納竿の時間を迎えてしまった。
新しくなったWSD-F30は、通常使用モードで約1.5日間(GPS非利用時)使用可能となっている。
実際に釣行前日の夜から使用していたが、納竿後もまだ半分以上の電池が残っていた。
WSD-F30は通常モード以外にも、アングラーのスタイルにあったバッテリーライフを選べる。
他にも一部機能を制限することで約3日間使用できる「エクステンドモード」や、モノクロ液晶で消費電力を抑えた「マルチタイムピースモード」であれば約1ヶ月使用可能となる。
5気圧防水を実現
WSD-F30は、アウトドアユーザーに嬉しい5気圧防水を実現している。
このような水洗いはもちろん、着用したまま海中に手を突っ込んでも問題ない。
LINEの通知が受け取れる
沖揚がり後、釣り仲間からLINEメッセージが届いた。
WSD-F30は手持ちのスマートフォンと同期させることで、あらゆるアプリの通知を表示できる。
LINE以外にも電話の着信通知やGmailの受信通知を受け取れるので、ビジネスシーンでも活躍すること間違いなしだ。
水辺でスマートフォンをわざわざ取り出さずとも、WSD-F30だけで通知確認が完結するメリットは計り知れない。
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