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14268アクセス 2015年09月12日

怖いのは寄生虫だけじゃない! 魚にひそむ細菌「腸炎ビブリオ」の危険と対処法

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出典:東京都健康安全研究センター 腸炎ビブリオ

釣った魚を食べる際に寄生虫のアニサキスや、顎口虫に注意すべきだということは、以前に本メディアでお知らせした通りだ。しかし、実は寄生虫以外にも注意すべき相手はいる。

それが、海水を好み沿岸で繁殖する細菌「腸炎ビブリオ」だ。体内に取り込みすぎると発生する食中毒の症状と、感染を防ぐ方法を紹介する。

ひどい場合は入院「腸炎ビブリオ」の恐怖

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出典:Untitled | Flickr – Photo Sharing! (CC BY-SA 2.0)

「腸炎ビブリオ」とは

腸炎ビブリオは海水を好む細菌で、沿岸の海水中や海泥中に潜んでいる。腸炎ビブリオの数は海水温に比例し、一日の最低気温が15℃以上、海水温が20℃以上になると海水中で大量に増殖する。

このため夏の時期に沿岸部で釣れた魚(シイラ・カツオ・マグロなど)の体表には腸炎ビブリオが付着しているため、刺身や寿司などで生食すると感染する可能性がある。

また腸炎ビブリオは他の食中毒菌よりも増殖のペースが早く、魚の皮を剥がずに常温で放置したり、真水で洗い流さずに食べると感染の可能性が増してしまう。

また魚を調理したまな板で他の野菜などを切り、浅漬けにしたりすると浅漬けの塩水のなかで菌が増殖し、二次汚染され浅漬けが感染原因の食品になることもある。

「腸炎ビブリオ」に感染すると

潜伏時間は約10時間から24時間ほどで、激しい腹痛や下痢、発熱、嘔吐などが起こる。

多くは数日で自然快方するが、高齢者など免疫力の弱ったものが感染するとまれに死に至るケースも存在しているため、夏場の釣魚を食べるときには注意が必要だ。

「腸炎ビブリオ」の対処法

  1. 釣魚は調理前に流水(真水・水道水)で洗い、菌を洗い流す。
  2. 釣魚を調理する際に使った調理器具(包丁やまな板)は良く洗浄・消毒して使う。
  3. 夏の魚の生食時は十分注意して、常温で置いておくことをできるだけ避け、冷蔵庫で保管する(腸炎ビブリオ菌は低温で増殖できないため)
  4. 短期間の凍結では死滅しないため、冷凍したからといって油断しない。
  5. 加熱する際は魚の中心部まで充分に加熱する。

沿岸部の釣魚には注意しよう!

沿岸部の魚には付着していることがほとんどな腸炎ビブリオ。調理の際に十分注意して、皮は必ず取り除くようにしよう。

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