【釣行レポート】腕の差が出るタチウオテンヤ!エキスパートが語る釣果アップの秘訣とは
エキスパートが語る「釣果アップのコツ」
誘い方が重要
タチウオテンヤ釣りにおいて、もっとも釣果を左右するのは誘い方だろう。
はじめは指示棚を広く、大きな動きで誘ってタチウオのアタリ棚を探っていく。
アタリ棚が見つかれば、徐々に探る層を狭めていくのが基本だ。
例えば水深が70mのポイントで、海底から30mまで魚の反応があるとしよう。
このポイントの50m付近でアタリがあったとしたら、その後はテンヤを底まで落とさず60~40mまでを集中的に狙っていくようにする。
そして再び同じ層でアタリがあったら今度は55~45mまでに集中し、徐々に誘う層を狭めて効率よくアプローチしていくのがコツだ。
また同船者にアタリがあった場合、その棚を聞くと勝負が早い。
渋い時は船長が釣れた棚を船内にアナウンスしてくれるので参考にしよう。
アタリ棚がなかなか見つからない場合は、タチウオの活性が低く速い動きについてこれていない可能性がある。
こんな時は誘いの幅を小さくし、ゆっくりとした動きを意識して誘いをかけていくようにしよう。
テンヤが重要
タチウオの活性が低くなると、エサをしっかり食い込まず口先で軽く触れるだけのアタリが多くなる。
このような状況では、エキスパートであっても針掛かりさせるのは難しい。
釣行当日は、渋い時間帯にシルエットを小さく見せられる「猛追太刀魚テンヤ船 鰯タイプ」が大活躍。
テンヤのシルエットを小さくすることで、活性の下がったタチウオにも口を使わせることに成功した。
渋い時は小さなテンヤをしっかりと食い込ませ、タチウオの口の中に掛けるのが釣果を上げるポイントだ。
エサが重要
タチウオテンヤ釣りでは、エサ持ちを高めることもかなり重要だ。
タチウオは一度掛け損なっても何度もアタックしてくるため、エサがずれないようテンヤにしっかり固定させる必要がある。
エキスパートの櫻井氏がオススメしているのがこちらの「アミノリキッド」。
事前にイワシを漬け込んでおくことで身が締まり、エサ持ちが格段によくなるとのことだ。
エサ持ちが良くなることで手返しが向上するため、おのずと釣果アップにつながる。
今が狙い目の大阪湾タチウオ
渋い日が長く続いていた大阪湾のタチウオ釣りも、本釣行日からは好釣果が続いているとのこと。
最近ではトップで60本以上と爆発的な釣果も上がっている。
レンタル道具もあり初心者にも優しく教えてくれるので、興味のある方はぜひ挑戦してみよう。
釣行データ
日時
2018年10月12日 6:00〜15:00