【実釣レビュー】2万円台で最高の使い心地!新ジャンルのライトゲームロッド「インスピレーション」が凄かった

アルカジックジャパンから発売されているライトゲームロッド「インスピレーション」を持って、ツリホウ編集部はアジング釣行へ向かった。
今回は専用ロッドの性能を堪能した釣行レポートとともに、注目ロッドの実釣レビューを徹底的にお届けしていこう。
目次
- 日中は沖のボトムを!キャロライナリグで狙う
- マズメはテンポよく!スプリットショットリグで狙う
- アジングの醍醐味!軽量ジグヘッドリグで狙う
- シャローエリアで大型を!フロートリグで狙う
- ラインアップを一挙解説!自身にあった一本の選び方を紹介
4大リグを完全網羅!インスピレーションとは
アジングにおける4大リグとは、「ジグヘッドリグ」、「スプリットショットリグ」、「キャロライナリグ」、「フロートリグ」の4つである。
これらのリグをフィールドや潮の流れごとに使いこなすことで、ショアからのアジングはほぼ全て攻略できるといっても過言ではない。
それぞれのリグが持つメリットを最大限に引き出し、釣果アップに結びつけるロッドこそがアルカジックジャパンの「インスピレーション」シリーズだ。
どのモデルもソリッドティップを採用しており、アジの繊細なアタリを逃さない高い感度が自慢の専用ロッドである。
日中は沖のボトムを!キャロライナリグで狙う
それぞれのリグに最適な専用ロッドがいかなるものかを確かめるべく、いざ実釣へ。
まず明るい時間帯は、外洋に面した水深のある堤防にエントリーした。
アジが表層や中層を回遊している様子が見られないため、沖のボトム付近に身を潜めているであろう低活性の個体を狙っていく。
沖の海底付近を狙うのに適したリグがこちらのキャロライナリグ。
ジグヘッドリグよりも効率よく魚の付き場にルアーを届けられるリグだ。
使用したのは、キャロライナリグ専用ロッドであるインスピレーション「フリーシンカー」。
ロッドティップに適度な張りがあり、水圧のかかる深いポイントでも思いのままにアクションをつけられるロッドだ。
リグをフルキャストし、沖のボトムまで沈めていく。
インスピレーション「フリーシンカー」は7フィート6インチと長く、ラインが風に流されにくいため着底がわかりやすい。
しばらく探っていると、沖のボトムにアジの付き場を発見。
小ぶりなサイズではあるが、居場所を探し当てて釣った貴重な釣果だ。
このように深場にいる小さなアジのコンタクトをも逃さない感度を持ち合わせているのも、インスピレーション「フリーシンカー」の大きな特徴のひとつ。
お次はメバルも登場。
釣れたのは小型であるが、沖のボトム付近には大型のメバルが潜んでいる可能性が高い。
アジのみならず、メバルを狙う際にもキャロライナリグは大きな武器となる。
【次ページ:夕マズメ攻略!スプリットショットリグでテンポよく探る】