新世代の防水透湿性素材「OUTDRY™(アウトドライ)」を解説!釣り用ウェアへの採用なるか

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2018年09月04日

出典:DRY|コロンビアの独自開発テクノロジー|コロンビアスポーツウェア[公式]アウトドア用品/Columbia Sportswear

釣りなどのアウトドアウェアに採用され、高い評価を得続けてきた防水透湿性素材といえばゴアテックスを思い浮かべる方も多いだろう。

そのような中、新世代の防水透湿性素材と呼び声が高い「OUTDRY™(アウトドライ)」という新素材が注目を浴びつつある。

今回は今後のフィッシングウェアにも採用される可能性を秘めている最先端の防水透湿性素材「OUTDRY™(アウトドライ)」を紹介していきたい。

最先端の防水透湿性素材「OUTDRY™(アウトドライ)」とは

出典:DRY|コロンビアの独自開発テクノロジー|コロンビアスポーツウェア[公式]アウトドア用品/Columbia Sportswear

「OUTDRY™(アウトドライ)」とは、アウトドアブランド「コロンビア」が所有する防水透湿性素材だ。

「コロンビア スポーツウェア社」が2010年8月5日、「OUTDRY™(アウトドライ)」ブランドおよび関連事業からなる知的財産および、その他の資産を所有するイタリアのアウトドライ テクノロジー社を買収した経緯を持つ。

「OUTDRY™(アウトドライ)」は3つのラインが存在

「OUTDRY™(アウトドライ)」には現在、3つのラインが存在する。

  • アウトドライ:防水性と吸湿性に優れた防水メンブレンを表生地の内側に直接接着するタイプ
  • アウトドライ エクストリーム:防水性と透湿性を備えたメンブレンを生地の外側に直接ラミネートするタイプ
  • アウトドライ エクストリームエコ:リサイクル素材100%から作られた、防水性と透湿性を備えたメンブレンを生地の外側に直接ラミネートするタイプ

それぞれに特徴があり、シューズやレインウェアなどウェア別にベストなものを採用して使用されているようだ。

どのラインも釣り用ウェアに合うものばかりなので、ゴアテックスと肩を並べる日も近いかもしれない。

「OUTDRY™(アウトドライ)」の技術

現在、防水透湿性素材のトップランナーといっても過言ではないゴアテックスの素材は、基本的に3層構造でできており、表の生地と裏の生地の間に防水透湿性素材をはさむ形で成立している。

一方で「OUTDRY™(アウトドライ)」は、表の生地の外側に防水透湿性素材を直接接着することで成立するため、2層構造かつ、ほぼ表の生地のみの厚みだけという優位性を持つ。

また「OUTDRY™(アウトドライ)」の場合は生地の間に隙間ができない構造なので、隙間に水が溜まることがなく、常にドライな状態をキープできてしまう。

その他にも、防水透湿性素材生地自体が200%の伸縮性を持ち、激しい動作の邪魔になることもない。

「OUTDRY™(アウトドライ)」のメリットとは

上の動画でもわかるように、「OUTDRY™(アウトドライ)」のメリットは水を溜め込む構造ではないことにある。

防水透湿性素材を直接接着することで成立するこの構造のおかげで、よりドライで軽く、かつ快適にアウトドアライフを送ることができることだろう。

水に浸かることが前提となるウェーディングや、水しぶきを浴びる磯やオフショアなど、水と密接な関係にある魚釣りにも多くのメリットをもたらす新しい素材だといえそうだ。

釣り用ウェアへの採用なるか

今まで「OUTDRY™(アウトドライ)」の素材は、舗装路以外の山野を走る競技であるトレイルラン用や、山登りといったアウトドア用の製品に採用されることがほとんどであった。

近年ではタウンユース向けのウェアなどに採用されることも増えてきたため、釣り用ウェアに採用される日も近いかもしれない。

アウトドアショップに出向く際には、ぜひ「OUTDRY™(アウトドライ)」を使ったウェアを触って確認してみてほしい。

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