【Aji-canさんからの寄稿】2年前に見つけて仕込んでおいた場所で…グッドサイズとのファイトの行方は!?

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2018年09月03日 (最終更新日:2018年12月13日)

すこぶる調子の悪い今年のリバーゲーム。

そして、この前の大雨。

水位はすぐ下がったのに、嫌な濁りが一週間経ってもぬけない。ちょうど盆休みなのに辛い状況。

どーせ時間があるんだし…

そうだ!北へ行こう!

米代川へ!

秋田県三大河川のうち最北の河川「米代川」

そこも今年は調子が悪く、なかなか釣れないとは聞いていたが、自宅から遠く時間のある時じゃないと行けない河川。

釣れなくても行く価値はある!!

と、思う。

それに数年前からずっと狙っているポイントで釣りたい!(運が良ければ)

前々から米代川に行きたいと言っていた知人に声をかけて2人で米代川を目指す。

たまたま釣行日に米代下流域で釣りをしていた地元の友人と合流して、状況を聞くと案の定「悪い」と一言。

狙いのポイントは河川の上流。

友人曰く、「上はほんと難しいですよ?下流域の方がチャンスはあると思いますよ。」

「そっかぁ……じゃ、上に行くわ!」

え?あんたバカなの?って顔されたけど気にしない。たまにしか来れない河川で、ずっと狙っているポイントがあるなら、まずはそこでしょ。

ここは二年前の米代川でシーバスを狙っている時に偶然見つけた。

その日は全く釣れなくて、休憩しようとぶらぶらしているときに見つけたポイント。目の前にガチャガチャとストラクチャーが絡み、流れが複雑に絡み合う「いかにも」な感じの場所。

その時は米代川特有の強い流れに翻弄され、思うようにルアーを流せず苦戦した。

去年のシーズン終盤。

強い流れの対策を考え、それが通用するのか立ち寄ってみた。結果は思った通りの場所で外道がガツンとルアーを食ってきた。

狙いの魚はいなかったが、思った通りの場所に魚はいる。

とても良い確認が出来た。

そして、今年。

絶望的と言われた流域での勝負。

確かに見る限りベイトっ気は無い。

いつもよりずっと水位が低く、流れも弱い。

それでもタマヅメが近づくと流れが変わり、とパシャパシャとベイトが跳ね始めた。

ふ〜〜っと長く深呼吸をして、流心の奥にルアーを投げる。ラインを流れに乗せて、強くジャークして水を強く噛ませ、ゆっくりとルアーを流す。

ルアーが暴れすぎないように注意しながら変化を探る…。

良いところに入ってるはずなのに反応がない。

居ることを信じながらひたすらキャストする。

グッドサイズがヒット…!!

ルアーが流心を抜け軽くなる。

そのまま流心の脇をルアーが通るようにゆっくり回収する。

ゴンッッ!!!

突然、衝撃が走りロッドがストラクチャーの方へ曲げられた。慌ててロッドを立てて耐える。

魚が止まったところでリフトすると大きくエラ洗いをするシーバス。銀色の魚体が眩しく見惚れてしまった。

ふと我に帰り、魚を流れの緩い方へ誘導してランディング体制に入るが、暴れるのをやめてくれない。狙い続けたポイントで念願のシーバス。

バラしてたまるかとドラグを締めて慎重にファイトをする。寄せては走らせを繰り返し、体力を奪う作戦だが、縦横無尽に走り回り一向に諦める気がない。

何分かしてようやく大人しくなり、魚体が見えるくらいまで寄ってきた。

今だ。

ランディングしようとネットを出したとき、反転しロッドを絞り込む。グンッグンッと二回頭を振った瞬間一気にテンションが抜けた……。

「〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!」

した……ばら………ばらした………。

声にならない声で何度も何度も反芻した。

悔しくて悔しくてその場でうずくまり、震えた。釣りでこんなに悔しいのは初めてかもしれない。

ちくしょう、もう少しだったのに。

また来る理由ができちゃったなぁ。

次こそは、獲る!!

今回のタックルセッティング

ロッド/ ジャンプライズ「モンスターバトル 99」

リール / シマノ「ツインパワーXD 4000XG」

この記事を書いた人

Aji-can

Aji-can

独自の考えでオリジナルカラーを創出する実釣主義のルアーペインター。「答えは常にフィールドにある!」がモットー。
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