釣れるルアーには理由がある!?「ルアーとベイトの比重」について

タグ: / / /
2018年09月03日

ルアーフィッシングにおいて最も悩む点でもあり、面白さのひとつでもあるのがルアーの選択だ。

前回は釣果アップの秘訣として、ルアーが泳ぐスピードの重要性について紹介した。

今回はルアーの遊泳スピードの大きな要素となる、比重やウェイトの観点からルアーを考えてみよう。

ルアーとベイトの比重に関して

前回はルアーの遊泳スピードについて紹介したが、ルアーのスピードを決めている要素は何なのだろうか。

遊泳スピードに関する最も大きな要素は「ルアーの比重」といえる。

「ルアーの比重」はルアーの素材に直結するため、以下ではルアーの素材に注目してみよう。

比重の小さい順に並べてみると・・・

素材を大まかに3種類に分けたのちに、比重の小さい順に並べると、

  • ソフトワーム→シンキングプラグ(シンキングミノー、シンキングペンシル)→鉛系ルアー(メタルジグ、鉄板バイブ)
  • ※ウッドやウレタン素材に関しては、ややこしくなるのでここでは省く。

となる。

この中で、イワシなどの主要なベイトに最も比重が近いのはソフトワームである。

一般的にワームの方が魚の食い込みがよいといわれているのは、比重がベイトに最も近いためターゲットに違和感を与えにくいというのもあるだろう。

なぜ比重が大きい「ぶっ飛び君」や「メタルマル」は人気なのか

ソルトウォーターゲームで昨今、絶大な人気を誇る「ぶっ飛び君」と「メタルマル」。

なぜこれほどまでに人気を博しているのか、その理由を探ってみよう。

これらのルアーが革新的であり、かつ多くの釣果実績を残している秘密は「比重が大きいにも関わらず、スローに誘える」点にある。

比重が大きいのに釣れる?

エリアトラウトやアジングに精通しているアングラーならわかっていただけると思うが、一般的に食いが渋い時は魚に違和感なく食い込ませるためにルアーのウェイトを軽くするだろう。

しかし軽すぎると飛距離を稼ぎにくいだけでなく、風の影響を受けやすく、ルアーのコントロールがしづらいという弱点がある。

一方でウェイトのあるルアーは飛距離も稼げるし、風による影響を受けにくいので、ルアーのコントロールがしやすい。

しかしながら上記で述べたように、沈降速度が速いために魚に見切られやすいという欠点があった。

長所はそのまま、短所をカバー

従来のルアーは長所と短所を併せ持ったものが多いのに対し、上記2種類のルアーは「飛距離を稼げる上に、あたかも比重が軽いかのようなアクションをつけられる」点が他のルアーとは一線を画す部分と考えられる。

「ぶっ飛び君」はメタルジグには劣るものの、従来のシンキングペンシルやミノーでは届かないようなエリアまで飛ばすことができるルアーだ。

にもかかわらず、ある程度の浮力を持たせてあるので比重が軽いルアーと同じようなアクションが可能であり、魚に違和感を与えにくくバイトに持ち込みやすい。

「メタルマル」は、スピンテール系ジグの欠点であった沈降速度が速いという点をボディの形状をエギ型にすることで解消している

飛距離やアクション自体は従来のスピンテール系ジグと大差はないが、フォールスピードが遅いのでスローに誘え、よりナチュラルに動かせる強みを持つ。

このように比重が大きくても沈下速度がゆっくりであり、自然な動きを出すことができるルアーも存在することも覚えておこう。

ルアーの比重を考えてみよう

自然な動きを出せる低比重ルアーから飛距離を出せる高比重ルアーまで、様々な選択肢を準備しておくことでより多くの魚を攻略できることだろう。

また、それだけでなく近年はメーカー各社の努力により、これら両方の長所を持つルアーが続々と開発されていることも覚えておいてほしい。

今回紹介した「ルアーの比重」の重要性を参考に、今後のルアーチョイスに活かしてもらえれば幸いだ。

この記事を読んだ人が次に読むのは

釣果アップの秘訣を公開!遊泳スピードを考慮したルアー選択術

全てのレンジを攻略可能!「リップ付きシンキングペンシル」導入のススメ

派手なカラーが有利!?ヒラメ釣り用ルアーに必要な条件とおすすめ5選

タグ: