船釣りがしたくて船に乗ってみたものの酔ってしまって釣りにならない、釣りどころではなくはやく帰港したい…。そんな経験がある人も多いのではないだろうか。
筆者も比較的船酔いに弱い体質なので、つくづくそう思う。
船酔いは三半規管が普段経験しないような揺れを感知することにより起こるが、これは体質にも大きく左右される。
一般的に敏感でナイーブな人ほど船酔いしやすい傾向にある。
今回はそんな船酔いに弱い人が、船酔いしにくくするための注意点について詳しく書いていきたいと思う。
船酔いしないための5つの注意点
乗船前には必ず酔い止めを
船酔い対策として欠かせないのが、乗船前に酔い止めを服用することである。
船上で酔ってからでは遅いので、事前に薬を飲んでおこう。
薬を飲んでも酔ってしまった場合には、船上でもう1錠飲むと楽になる。ただし、記載されている使用方法を厳守することを忘れずに。
前日には十分な睡眠を
これも欠かせない要素といえるだろう。前日に夜遅くまで飲み明かしていたり、夜更かししていたりして体調がすぐれないと、酔いやすくなる。
また、出船が朝早い場合が多いので、前日は普段よりも早く寝るように心がけよう。
柑橘類の入った飲み物、食べ物は厳禁
これは船酔いに限らないことだが、グレープフルーツやミカンといった柑橘類のはいった食べ物を摂取することは避けよう。
これは、自律神経の副交感神経が刺激され、胃酸の分泌が促進されるからであり、オレンジジュースなどの飲料は絶対に飲まないようにしよう。
船上ではなるべく外を見る
船内で、ケータイをいじったり、仕掛けを作り直したりといった行動は酔いを誘発する。
仕掛けは出来る限り乗船前に作っておくのがベストであろう。
実際に酔ってしまったら、我慢しない
以上の予防策をとっても酔ってしまうことは当然ある。その時には我慢せずに吐いてしまうほうが楽になる。
周囲の人の目が気になるかもしれないが、酔ってしまったものは仕方ないので遠慮せずに吐いてしまったほうがその後楽になるだろう。
船酔いをせず釣りを楽しもう
酔いに強い人にはなかなか理解してもらえない船酔いの辛さ。
船釣りを楽しむためにも上記の注意点を守って船酔いを防止しよう。
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