アジの顔から見極めるアジングの最適なアクションと、釣れるレンジを探るマル秘テクニック

by ジャクソン
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2018年05月03日 (最終更新日:2018年07月19日)

目次

  1. アジの特性を考えてみる
  2. アジの有効な探り方を図で紹介
  3. 実釣編!瀬戸内の海は春真っ盛り

アジの有効な探り方

ではどう探っていくのか。

アジは上を向いている魚ですからアジの上からリグを落としていくとアジのレンジに遭遇する確率はぐっと上がります。

ですからいきなりボトムに入れてしまうより、釣れたレンジの上から落としていくといいでしょう。

またいきなりボトムにレンジを入れてしまうことは、レンジを上げたい時に横の移動距離が多くなってしまうため、その分移動距離を損してしまいます。

これはレンジを上げている最中は「食わせの時間」、すなわちフォールの時間を作りにくいということが言えるためです。

少しわかりにくいので図と数字を使って説明していきましょう。

水深10mのポイントに1gのジグヘッドを15mキャストしたとします。

ボトムから1m上、水深9mにアジのレンジがあったとしていきなりボトムに着底させたとします。

アジのレンジ水深9mにもっていくためにリグを底から1m上げるときにラインは斜めになっていますから1.8mも糸を巻き上げなければいけません。

この時レンジを上げるために、リグは斜め上方向に上がっていくことになりますから、アジの特性上バイトは減る傾向にあります。

その際横の移動距離は約1.5m、すなわちキャスト距離の10%を無駄にしているということになります。

ではアジのレンジの1m上、水深8mから落としていくとしましょう。

アジのレンジが9mであったとしてもアジの視軸は斜め上方向にありますから上のものであればバイトしてくる可能性があります。

また、この場合8m~9mに魚がいる場合もしっかりアプローチできることになります。

すなわち8…9……10mとレンジを下げながらアプローチすることでバイトしてくる可能性が格段に上がる、ということになります。

しかし沖のボトムべったりに魚がいるような状況では、ボトムまで一気に落とした方がいいこともあります。

そういった場合は臨機応変に対応していくことが大切です。

レンジ、水深を知るためのマル秘テクニック

釣り方はわかったとしても水深やレンジを知る術がなければ自分の思い通りに釣ることはできません。

単なるイメージから実際の釣りに落としこむためには、リールの回転数を使ってレンジや水深を把握する方法があります。

レンジや水深はリールの回転数×リールの巻き取り長で求めることができます。

足元まで攻めた後に、巻き上げながらリールの回転数を数えておきます。

アジング用のリールですと、だいたいひと巻き60cm前後のものが多いです。

詳細はご使用になられているリールをご確認ください。

ひと巻き60cmだった場合で回転数が15回転だった場合、60×15=9となり約9mのレンジを攻めてきたということになります。

この確認作業を繰り返しながらリグのコントロールスピードを調整していくことで任意のレンジに近付けていくことが可能となります。

イメージと数字を結びつけることで、自分のやろうとしていることがより明確に。

そして明確になったぶん、潮の流れや風等の状況把握もできるようになり、魚にぐっと近付くとともに、1匹の価値が「釣れた」から「釣った」に次第に変わっていくようになります。

私はこれこそがアジングの深い楽しみであり、醍醐味であると考えています。

のんびり手軽に楽しめるのもアジングのいいところです。

如何に1匹の価値を高めて奥深さを追求していくか。

ここにも楽しさがありますので、「ただ釣れた」だけのアジングに飽きた方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

【次ページ:いざ実釣編!紹介テクニックは通用するのか…?】

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