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17964アクセス 2015年08月19日

釣った魚を食べるときには要注意! 淡水魚に潜む寄生虫「顎口虫(がっこうちゅう)」の危険性と対策法

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出典:Another lovely coloured common carp _ Flickr – Photo Sharing! (All Rights Reserved)

淡水魚を生食することによって起こる顎口虫症。一旦顎口虫に寄生されると非常に厄介で、場合によっては脳障害が起こったり失明することもある。

今回は、そんな恐ろしい寄生虫である「顎口虫(がっこうちゅう)」の危険性と対策を紹介しよう。

顎口虫とは

顎口虫とは、イヌ、ネコ、ブタ等を終宿主とする寄生虫である。顎口虫にもいくつかの種類があるが、淡水魚を食べることによって寄生される危険性があるのは主に「日本顎口虫」と「有棘顎口虫」の2種である。

顎口虫の卵は水中で孵化し、第一中間宿主であるケンミジンコに取り込まれる。次に、ケンミジンコを餌とする第二中間宿主の淡水魚や両生類、爬虫類などに寄生し、成長。そしてこれらを終宿主であるイヌ、ネコ、ブタ等が捕食することで顎口虫はその体内で成虫となり、産卵に至る。

哺乳動物を終宿主とするものの、人間の体内では成虫になることはできない。

顎口虫症とは

顎口虫の幼虫がヒトの体内に入ると、まずは胃や腸壁を食い破って内部に入り込む。皮下組織の内部を移動することもあり、その場合は寄生虫が動き回った痕である、爬行疹というまるでムチで打たれたような痕ができる。

また、体内の幼虫はすぐに死滅することはなく動き回り、脳や眼球に移動することもある。脳や眼球に侵入された場合、脳障害や失明などの深刻な症状が起こることもあるのだ。

第二次世界大戦中および戦後の食糧難により、雷魚を食べた多くの人が顎口虫症を発症したという。

顎口虫に寄生されたら

寄生された場合、外科摘出が最も確実な方法だが、薬を服用する方法もある。重要な臓器に侵入される前に、いち早く治療することが重要だ。

【次ページ : 寄生されないために】

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