選ぶポイントはこのふたつ!早春のアオリイカ攻略におすすめなエギ5選
暖かくなる日が増え、春の本格シーズンを待ちきれないエギンガーが続々と海へ出向く早春シーズン。
一方で海の中はまだまだ真冬であり、アングラーの活性に反しイカの活性は非常に低いのがこの時期だ。
今回はそんな低活性の中の一杯を獲るために、早春シーズンにおすすめのエギを紹介していこう。
食べやすい動きの演出がポイント
早春の海水温は地域にもよるが、本州〜九州では概ね10~14℃ほどである地域が多い。
アオリイカは基本的に適度な高水温を好むイカであり、水温が15℃を切るような中では一気に活性が落ちてしまう。
しかしながら、水温が上がるまで絶食というわけにもいかないため、1日のどこかではエサを食べるタイミングはある。
そのため早春の低水温時期は、違和感なくエサと認識でき、なるべく体力を使わずに捕食できるものにしか手を出さない傾向がある。
これらをまとめると、早春のアオリイカシーズンは
- フォール姿勢が安定するエギ
- シャクリの動きが小さいエギ
に軍配が上がりやすい。
この2点を踏まえた編集部のおすすめがこちらだ。
ヤマシタ エギ王K
出展:エギ王 K
エギの基本性能に加え、特にフォールの安定感を極めた食い渋り対応モデルのエギ。
形状はやや太めのボディであるため、潮の流れなどの変化を感じやすいのも特徴だ。
今春にはニューモデルの登場も控えており、今後も目が離せない注目のエギである。
ガンクラフト 餌木邪
「スローダート」と「動と静のメリハリ」がコンセプトのエギ。
安定した姿勢でゆっくりと沈むフォール姿勢は、気難しいイカ攻略に大きな武器となるであろう。
背面部をややフラットに設計しているため、ダート時に動きすぎない設計となっているのもポイントだ。
DAIWA エメラルダス フォール
その名の通り、安定したフォール姿勢を武器にイカを抱かせるエギ。
ダートアクションが抑えられているのも特徴で、短い移動距離の中でエギをじっくり見せることが可能だ。
ヤリイカなどツツイカ系の実績も高く、これらが混じりやすい早春シーズンには欠かせない1本であろう。
ヤマシタ エギーノぴょんぴょんサーチ
出展:YAMASHITA
「勝手に釣れちゃう!」がコンセプトで、初心者から絶大な支持を得ているエギ。
見ての通り特殊な形状をしているが、その実態は抵抗が強いため水中での動きが小さく、レンジキープ力に優れたエギなのだ。
そのため初心者のみならず、早春の低活性イカを攻略する武器としても優秀な1本となる。
デュエル EZ-Q CAST
通称「パタパタ」と呼ばれ、年間を通じて多くのエギンガーに愛されるエギ。
エギの腹部に足が生えており、これらが動くことでシャクらなくてもイカにアピールすることができる。
もちろん早春だけでなくオールシーズンで高い実績を誇るので、絶対に持っていて損はないエギだろう。
早春の貴重な一杯を狙いに行こう
早春のエギングは非常に難しいが、この時期に釣る貴重な一杯は別格の喜びがある。
1年の中でも最も難しいシーズンにアオリイカを獲ることができたなら、自身のエギングのレベルアップにつながることは間違いないだろう。
暖かい日には是非これらのエギを持って、一足先にアオリイカを狙いに行ってみよう。