安いエギとはここが違う!エギメーカーのエギがよく釣れる5つの理由
釣具店のエギコーナーには、非常に幅広い価格帯のエギが並べられている。
形はほぼ同じであるが、値段は何倍も違うエギ、一体どのような違いがあるのだろうか?
今回は数百円で購入出来る安いエギと、千円前後で売られているエギメーカーのエギの違いを紹介していこう。
目次
メーカー製の本格品は安いエギとここが違う
何を選んだら良いかわからない初心者にとっては、エギングにおける迷いの種のひとつとなっているであろうエギの選択。
アイテムの種類が豊富な形状のエギで、特に迷いがちなのがこの「大分型」と呼ばれるもっともよく見る形のエギだ。
有名メーカーの製品だと主に1000円前後で売られていることが多いが、中には数百円で売られている商品もあり、なんなら100円均一のものと変わりないように見える。
強度が違う
まず真っ先に上げるべきは、エギの強度であろう。
安いエギは岩などにぶつけるとすぐに水漏れを起こしたり、ちょっとした根掛かりでも布の破れなどを引き起こしやすいのだ。
一方でエギメーカーのエギは、根の荒いポイントで酷使したり、何杯もイカを釣り続けない限りは目立ってボロボロになることは少ない。
フォール中の姿勢が違う
イカを抱かせる上で非常に重要なのが、エギが沈んでいく時の姿勢、すなわちフォールの姿勢だ。
イカがエギにアタックしてくるのは9割型フォール中といっても過言ではないため、ブレずにキレイな姿勢を保ったまま落ちていくのは、釣果を上げる上でとても重要なことなのだ。
気難しいイカはフォールの姿勢に違和感を感じると、すぐにエサではないと見切られてしまう。
安いエギは製品にムラが生じることがあり、左右の重量バランスが取れておらずフォールの姿勢が不安定であることが多いのだ。
シンカーのこだわりが違う
エギの心臓部分と言っても過言ではないシンカー。
前途のフォール姿勢や浮力のバランスを保つのに重要なパーツであるが、それ以外にもこだわりが詰まっているのがメーカーのエギだ。
シンカーの形状にこだわりがあるエギメーカーのエギは、シャクった時の水切れが良く、イカを惹きつける綺麗なアクションを演出できる。
また自分の思いのままに操作できるため、シャクっているだけでも非常に楽しくなるのだ。
カンナ(針)のこだわりが違う
エギメーカーのエギと安いエギとでは、釣果を左右する決定的なパーツであるカンナ(針)部分のクオリティが違う。
メーカーのエギのカンナは非常に鋭く、イカが軽く触れただけでフッキングさせることが可能だ。
写真で表現するのは難しいが、刺さらない程度に指に軽く当ててみればすぐにわかるだろう。
また、メーカーのエギはカンナと本体の接着強度も強く、いわゆる「針抜け」をすることが滅多にない。
そのため、万が一大型のイカがかかっても安心してやり取りができるのだ。
デザインへのこだわりが違う
メーカーのエギは、こだわりが詰まった斬新なデザインが魅力だ。
最近ではイカの生態を研究し、その結果に基づいたカラーラインナップを行っているメーカーもある。
また各エギメーカーが発売しているエギは、見ているだけでアングラーの気持ちを高めてくれる格好良いデザインのものが多い。
高いモチベーションを保ちながら釣りを続けることで、実際釣果に繋がることは多々ある。
【次ページ:安いエギにも出番はある!】