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【連載】魚の捕食動画シリーズ!第5回 マダイ編

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アクセス 2018年02月16日

魚は種類によって捕食する餌、またその捕食方法もさまざまで、その特徴が釣り方、仕掛けに反映されていることも少なくない。

本連載では、ポピュラーな釣魚の捕食動画を紹介し、特徴について見ていくことにする。

第5回では、タイラバをはじめとするあらゆる釣りで愛される日本の代表的な魚「マダイ」の捕食シーンを観察してみよう。

マダイの食性

マダイは肉食性で、甲殻類や小魚、貝類、イカ、タコなどの頭足類まで様々な餌を捕食している。

マダイを狙った釣りというとタイラバやカゴ釣りといったものがポピュラーだが、産卵期に入ると浅い沿岸域へ移動して小魚も活発に追い回す。

メタルジグやヒラスズキ狙いのミノーへアタックしてくることも多く、雑食性が強い魚ともいえるだろう。

マダイの捕食シーン

動画中でタイラバを下から突いており、何度かその行動を繰り返した後に完全に食いついている。

タイラバはアワセをいれないという理由が捕食映像を見て正解だとわかるだろう。

タイラバはなぜ釣れる?

タイラバとは、オモリの下にラバー製のスカートと呼ばれるものが付いたルアー。

昔の漁具が進化したものであるが、人間からは生き物のようには見えないこの物体に、マダイをはじめとする様々な魚が食いついてくるのは不思議なところだ。

タイラバがなぜ釣れるのかには諸説あるが、弱った小魚や甲殻類、ゴカイ類、イカ、タコに見えたり、好奇心を刺激する存在なのだろう。

着底前後を意識しよう

動画では、タイラバへマダイが次々にバイトするシーンを見ることができる。

着底の前後にバイトが集中する場面もあり、着底から巻き上げの動作をスムーズに行うことがいかに重要かがわかる。

フォール中もマダイはタイラバを見ているということを意識しつつ、サミングしながら微妙な変化を感じ取れるようにするとよいだろう。

また、着底をいち早く感知し巻き始めることができるよう、高感度なロッドにPEライン、そして水深や潮の流れに適したヘッドの重さの使用が不可欠である。

タイラバのどこに食いつく?

ただ巻きでタイラバはヘッドを動かさず、スカートがひらひらとアクションしながらアピールするが、マダイはスカートを下からガツガツと齧るように食べている。

これによってスカートに紛れているフックも食べてしまうという仕組みだ。

丸呑みするような捕食形態でないため、アタリがあってからの即アワセは禁物で、フックがしっかり口の中に入り、反転して重みが乗ることでフッキングする。アタリがあっても巻き続けるのはこのためだ。

一般的にスカートへのみバイトしてくると思われがちだが、意外にも動かないヘッド部へバイトしてくることも多いようだ。

着底前後などで、単発的に「ゴンッ」という大きなアタリがあるものの乗らなかった場合には、ヘッドをよく確認してみよう。マダイの歯型が付いているかもしれない。

硬い甲羅も噛み砕く

こちらは水槽飼育のマダイがカニを捕食する動画。硬い甲羅を持つカニも簡単に噛み砕いてしまう。

スズキなど餌を丸呑みする魚種とは異なり、マダイはしっかりと獲物を噛んでいるのがわかる。

マダイの口には犬歯と臼歯が並ぶ

マダイの口には犬歯と臼歯が並んでおり、エビや小魚を犬歯で捕らえることができる上に、動画のように硬い獲物も強靭な顎の力と臼歯で砕いて捕食することが可能だ。

見た目の似ているクロダイは、より貝や甲殻類の捕食に特化して臼歯を多く持っている。

怪我をする可能性があるため、釣り上げたマダイを持つ際には口へ指を入れないようにしよう。

実釣の参考に!

水中で魚がどのように捕食しているのかをイメージすることで、仕掛けやルアー操作を工夫するなど対策が見えてくるはず。

ぜひ実釣の参考にしてほしい。

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