海外釣行好きの筆者が、実際に現地におもむきシンガポール・マレーシアの釣り場について紹介する本連載。
今回はマレーシアのピーコックバス釣りの聖地、Kamparについて紹介する。
Kamparは航空写真で見ると驚くほど多くの湖が密集しており、いかにもピーコックバスが釣れそうなポイントがたくさんある場所だ。
ここに四日間滞在し、二度の湖でのボートフィッシング、及び小川や養殖池での小物釣りの模様を二度に分けて紹介する。
ピーコックバスの聖地Kamparとは?
釣り場情報
Kamparは首都クアラルンプールから北に約200kmの位置にある小さな街である。
地図を見るといくつもの湖や野池が密集していることが分かるが、これらのほぼ全てが釣り場となる。
その時々によって釣れている場所が変わるため、釣りをする際は現地のガイドを雇うのが一般的だ。
アクセス
タクシー、バス、電車の3つの手段があるが、バスと電車が値段も安くおすすめだ。
筆者は往路は知人の車で向かったが、復路は電車でクアラルンプールまで戻った。
片道約2時間かかるが、値段はRM30前後と比較的リーズナブルだ。バスの場合だとRM16からチケットを購入できる。
一日の便数が少なく混雑するため必ず予約をしておくこと。以下リンクから予約をするといい。
ターゲット
ピーコックバスをはじめ、ジャイアントスネークヘッド(以下トーマン)、クラウンナイフフィッシュ(以下ベリーダ)を主に狙うことができる。
しかしKamparも有名なポイントになってきており、ピーコックは年々大型の個体が減少しているようだ。
トーマンは幼魚のうちは群れで生活し、その群れを母親が守っている。
代表的な釣り方が呼吸撃ち。雷魚同様、トーマンも呼吸のために水面に出てきて波紋ができる。
そしてその波紋めがけてディープクランクやバズベイトをキャストする。
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