テーマ別

トップページ>その他>地獄の苦しみ!釣った魚に潜む寄生虫「アニサキス」の恐怖とその対策法まとめ

アクセス 2017年06月21日

地獄の苦しみ!釣った魚に潜む寄生虫「アニサキス」の恐怖とその対策法まとめ

20150812173348

出典:暴れる寄生虫 アニサキス – YouTube

釣り人ならば釣ってきた魚を食するのは日常であるが、魚の生食につきものなのが「寄生虫」。

特に人体に入ると強烈な腹痛をもたらす「アニサキス」の対策は必須だ。一度アニサキスの恐怖を味わうとトラウマになる場合もあるほどである。

今回は、安全に魚を食べるためのアニサキス対策を紹介しよう。

目次

  1. アニサキスとは?
  2. アニサキスを食べた際の症状
  3. アニサキス対策まとめ

アニサキスとは?

アニサキスの分類

アニサキスとは、回虫目アニサキス科アニサキス属に属する生物の総称を指す、いわゆる研究のモデル動物として有名な線虫などの仲間である。

食中毒を起こすアニサキスは複数種が知られており、アニサキスと近縁のシュードテラノバ属にもアニサキス症と同様の症状を起こすものもいる。

アニサキスが寄生する魚

サバやイカ、タラなどがアニサキス症を引き起こす魚種として有名だが、他の魚種でもアニサキスが寄生している可能性はおおいにある。

また同じ魚種でも、生息域の異なる系群によって寄生するアニサキスの種類が異なる例もあるのだ。

ちなみに一時期話題になった、線虫を用いた尿によるがん検診の実験は、もとはアニサキス症の患者の胃にあった未発見のがんにアニサキスが集まっていたという報告から発展したものだという。

アニサキスは人を強烈な痛みに陥れながらも医学の発展に貢献していたのだ。

アニサキスの生活環

アニサキスの最終宿主はクジラやイルカなどの海産哺乳類であり、成体はこれらの腸管内に寄生して産卵する。

すると卵は糞と共に排出され、孵化した幼虫はオキアミに食べられ、さらにオキアミを魚類やイカが捕食。

そして再び海産哺乳類がアニサキスに寄生された魚類を捕食することによってアニサキスは成体となり、産卵することでこのサイクルが保たれるのだ。

よって、アニサキスの食中毒は海産魚介類の生食によって引き起こされる。

また、それなら淡水魚を食べればいいと思うのは大間違いだ。

淡水魚の寄生虫としては、顎口虫や肝吸虫などの遥かに恐ろしいものが存在する。

釣った魚を食べるときには要注意! 淡水魚に潜む寄生虫「顎口虫(がっこうちゅう)」の危険性と対策法

人へアニサキス症を引き起こすのは、中間宿主である魚類やイカを食べた時であることから成虫ではなく幼虫だ

また、人の胃の中ではアニサキスは成虫になることはできない。

しかし幼虫が一匹でも体内に入ればアニサキス症を発症するため注意が必要だ。

アニサキス症のリスクは同魚種でも地域で異なる

有名な例としては、マサバの2つの系群が挙げられる。

マサバには九州から三陸沖にかけて分布している太平洋系群と、東シナ海から日本海沿岸にかけて分布している対馬暖流系群があり、それぞれで主に寄生しているアニサキスの種類が異なるのだ。

太平洋系群に寄生するアニサキスの方が、内蔵から筋肉部への移行率が高いことが知られており、太平洋側で水揚げされたマサバの生食はアニサキス症のリスクが高い。

一方で、北部九州などでマサバの生食が盛んであるのは、対馬暖流系群のマサバに寄生するアニサキスの筋肉部への移行率が、太平洋系群に対して低いことが理由のひとつであると考えられている。

【次ページ:アニサキスを食べた際の症状】

投稿ナビゲーション

タグ:

釣報(ツリホウ)の更新情報を受け取る

  • Facebookで

  • Twitterで

  • feedlyで

    follow us in feedly
  • RSSで

    RSSを登録

公式チャンネル

  • ハピソン
  • メジャークラフト