Xアクションがスレた魚にスイッチを入れる!ジップベイツから飛距離とスローさを両立させたシンキングペンシル「ザブラ クロストリガー」が登場

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2017年10月07日 (最終更新日:2018年05月31日)

目次

  1. 開発期間は2年!自信作「ザブラ クロストリガー」の特徴
  2. テスター大野氏がルアーに込める想い
  3. プロジェクトがスタートしたきっかけ。最初は課題だらけだった
  4. 特に難航したのはウエイト配分。そこに光明を見出した素材とは
  5. 困難を乗り越えようやく完成!結果が出るのは早かった

開発者が製作時の困難について語る(開発者談)

どの性能も妥協できない

大野さんからの依頼で、「クロストリガー」の新プロジェクトはスタート。

求められる要素は、「潮流を敏感に感じ取れること」、「スローでもしっかりしたアクション」、「 深くなり過ぎない深度」、「圧倒的な飛距離」であった。

さらに様々な魚種に対して、決定打となるような食わせ性能を持ったルアーでなければならない。

考えただけでも難しいが、まずはどのタイプのルアーで製作すべきかを大野さんに相談した。

既存のルアーを小さくしてみる

最初はリップ付きのミノーと言う案もあったのだが、そうすると潮流を感じ取る感度が悪くなってしまうので不採用。

また水深の浅い場所を攻めるということで、シンキングペンシルが一番だと意見が一致した。

となればジップベイツにはシーバス用のシンキングペンシルとして「ザブラ スライドスイムミノー」がある。

まずはこれを基準として考えることにして、対象魚はメインターゲットとしてクロダイに照準をあてた。

藻の上を引けて、一口サイズでありながら、圧倒的な飛距離も欲しい。

そんな絞込みから、まずは「スライドスイムミノー」85をベースにルアーをサイズダウンさせる。

できあがったサンプルは70mmからスタート。

これを大野さんに確認してもらったのだが…。

テスター大野氏から数々のダメ出し

開口一番、「デカイねぇ」

「ちゃんと泳ぐけど、アクションが小さいなぁ」

「泳ぎの種類が違うんだよね」

「深度も深すぎるかな」

「ジャーク時のアクションも弱いね」

「飛距離もまだ足りないね」

数々のダメ出し。

しかしここで挫けず、イメージを形にしていくのが開発者の腕の見せどころである。

そこから幾度となくサンプル作成の日々が続いた。

難航を極めるふたつの大きな問題

飛距離は必須のため、ジップベイツの技術である「マグ・ドライブ」システムの搭載は確定したが、ウエイト配分とボディ形状を決める工程が特に難航した。

まずウエイト配分については、飛距離とアクションが大きな課題であった。

最初のサンプルではルアーをサイズダウンしたが、こうするとルアー全体の浮力が弱くなり、アクションが出にくくなるのだ。

それならばとルアーの自重を軽くしてアクションを出やすくするのだが、今度は飛距離が落ちてしまう。

これを解決すべくルアーを重たくすれば、今度は沈下速度が早くなって表層でアクションしなくなる。

問題が次々に出てくる状態。これはひとつづつ解決していくしかない。

このウエイト配分に関しては、最後の最後までルアーの性能を大きく左右する要素となった。

すべてを一から見直すしかない

次にボディ形状であるが、こちらはいかに他の要素を犠牲にすることなく水平姿勢を保てるかにこだわった。

シンキングペンシルは、アクションを出しやすくするために後方重心になりがちだ。

こうしてウエイトを後方に集めて重たくしてしまうと、飛距離は出やすいが、早く沈んでしまう。

このバランスをとるために、フロントウエイトを重たくすると今度はアクションが小さくなってしまうのだ。

表層でスローにアクションさせるためには、水平姿勢を保ちつつ、アクションも強く出るものでなければならない。

ボディ形状についても一から見直すことが必要があった。

ようやく金型成形できるレベルまで到達

頭を悩ませていると「ザブラ スライドスイムミノー 85」を手掛けた先輩開発者から「シンキングペンシルが一番難しいよ」と言われた言葉を思い出す。

まさにその言葉の意味を痛感していた。

ルアーの形状は単純に小さくすれば良いわけではないとわかったので、フラットサイド仕様にしたり、角を丸くしたり、体高を上げたり、細身にしたりと、試行錯誤を繰り返した。

こうしてどうにかすべての要素がある程度の基準に達したサンプルが完成し、金型を使って本格的に製作していくことに。

一息ついたのも束の間、まだまだ先は長かった…。

【次ページ:特に難航したのはウエイト配分。そこに光明を見出した素材とは】

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