釣り人なら知っておきたい「フック(釣り針)」の基礎知識

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2015年07月27日 (最終更新日:2018年05月11日)

フック(釣り針)は魚との唯一の接点であり、釣りにおいて非常に重要なアイテムのひとつだ

しかし、その小ささ故かロッドやリール、ルアーに比べて軽視されがちである。

実はフックには様々な大きさ、種類があり、プロはもちろん、釣りの上級者たちは使用するルアーやフィールドに合わせ選択をしている。

フックについて詳しくなることは、初心者脱却の第一歩なのだ。

今回は初心者にも分かりやすいように、フックの基礎知識を解説しよう。

フックの種類

フックには大きく分けて、以下の3種類がある。

  • シングルフック
  • ダブルフック
  • トレブルフック

それぞれの特徴を述べていこう。

シングルフック

シングルフックは一本針のことであり、フックポイントが一点に集中するためしっかりとフッキングし、バレにくい上、根掛かりも減少する

ただし、一度フッキングすればバレにくいものの、トレブルフックに比べるとフッキング率は低下する。

ダブルフック

こちらは二本針で、スプリットリングを介さずに直接ルアーに装着するものだ。

大きな特徴は根掛り回避能力が高いことで、ボトムを狙う時や、トップウォータールアーで障害物の多いポイントを攻める時に有効。

しかしスプリットリングを用いないゆえフックの可動域が小さく、フッキング率はやや落ちる。

トレブルフック

最もポピュラーなフックだろう。フックポイントが最も多いため、フッキング率は最も高い。

しかし、他の2つに比べてスナッグレス性は低いため、根掛かりのリスクは高い。

フックの太さ

フックには様々なサイズのものがあるが、同じサイズでも太軸と細軸が存在する。

太軸フックは強度があり曲がりにくいため大物とのファイトで有利で、逆に細軸フックは強度は低いが、細さゆえフッキングしやすい

狙うターゲットや釣りスタイルによってフックの太さまで考慮しよう。

フックのカラー

フックにはシルバーやブラック、赤などのカラーがある。赤などの着色系は塗装しているだけなので使用しているとすぐに塗装が剥げてくる上、錆びやすい。

ソルトルアーではシルバーのフックが多用されているが、ブラックバスのルアーではブラックのフックが多い。

水の濁り具合やルアーカラーによって目立ちにくいフックのカラーがあるというが、釣果への影響はそこまで大きくはないだろう。

バーブ(カエシ)

バーブとは魚に刺さったフックが抜けにくいようにするための突起のことで、大抵のフックにあるものだ。しかし、抜けにくいということは魚以外のもの、服や人間に刺さった場合も同様で、非常に危険でもある

そこで、カエシの付いていないバーブレスフックというものが存在する。これにすることで万が一人に刺さっても抜くことができ、魚へのダメージも減少する。

そしてフッキング率も向上するというメリットもある。

カエシのあるフックと比較してバラしやすさは変わらないという声も多く、安全のためにもバーブレスフックにするのも悪くない。

管理釣り場では安全のためにバーブレスフックが義務化されている所も多い。

フックのメンテナンス(交換・研ぎ)

フックが錆びてきたらもちろん交換するべきだが、錆びていなくてもフックの先端が鈍ってきて、交換が必要な時もある。しかし、換えのフックを用意していないことも多いだろう。

そんな時に活躍するのがフックシャープナーだ。これでフックを研ぐことでフックポイントが復活する。

フックポイントの鈍りを見分けるには、フックを爪に引っかけてみるとよい。

爪にしっかりと引っかかっていれば交換や研ぎは不要だが、爪の上で滑るようなら交換するか、フックシャープナーで研ぐべきだ。

最適なフックを、ベストな状態で使うことでフッキング率は向上し、バラしも少なくなる。

せっかくの大物を逃さないように、フックには常に気を使うようにしよう。

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