河水で作ったアイス!?台湾で注目されているプロジェクトとは

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2017年06月16日

出典:Polluted Water Popsicles: Faux Frozen Treats Highlight Taiwan’s Water Pollution Problem | Colossal

「河水で作ったアイス?そんなの食べられるの?」と驚いた人もいるかもしれない。実はこれ、アイスキャンディーの形をした作品なのである。

水質汚染を訴えるために作られたこの作品は、国立台湾芸術大学が取り組んだ「100%純汚水製氷所」と呼ばれるプロジェクトに使われたものだ。

「100%純汚水製氷所」プロジェクトとは

国立台湾芸術大学・芸術学部の学生3人が取り組んだ、水質汚染を訴えるプロジェクト「100%純汚水製氷所」。

台湾の河川や漁港など100ヶ所の水を、ポリエステル樹脂を用いてアイスキャンディーの形にし、汚染された水質を確認できるようにした。

またそれぞれの作品には採取した場所が記載されていて、特定の場所の水質を一目でみることができる。

台北で展示も

出典:Polluted Water Popsicles: Faux Frozen Treats Highlight Taiwan’s Water Pollution Problem | Colossal

台湾にある河水汚染の深刻さをユニークな方法で伝えてくれたこのプロジェクトは、今年の5月にYoung Pin Design Awardに選ばれ「ニュージェネレーションデザイン展」で展示された。

釣り人にとっても他人事ではない

作品が並んでいる時は気付きにくいが、ひとつひとつの作品を見てみると、水質の汚染が深刻さが鮮烈に伝わってくる。

作品に含まれているゴミはタバコの残骸などの生活ゴミが多く、ほとんどの河川 が生活ゴミによって汚染されていることが分かるだろう。

しかしこのような水質汚染の問題は、決して台湾だけが抱えている問題ではない。日本を含む世界の人口増加に伴う莫大な生活排水や工場排水によって水質がますます悪化し、取り返しがつかなくなった川も多数ある。

当たり前のことではあるが、水質汚染が釣りに与える影響は計り知れない。

釣り人である私たちにできることは、率先した釣り場でのゴミ拾いなどで、そういった活動を「当たり前」にしていくことだ。

次の世代も釣りが楽しめるような環境を、私たちには残す義務があるのではないだろうか。

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