[Aji-canさんからの寄稿] プラスの要因が集まる好機を待つ!代掻きで濁った河川でシーバスを狙う

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2017年06月17日 (最終更新日:2018年12月13日)

米どころ秋田県のリバーゲームにはやっかいなパターンがある。

「代掻き」

「代掻き」とかいて「しろかき」と読む。

代掻きとは、田植えをする前に田んぼを掘り起こし、土をかき混ぜ、稲を植えやすくする事だ。

土をかき混ぜれば当然、泥水が川に流れる。

その泥水のせいで川は何週間も酷い濁りで釣りにならない状況が続く。

こんな状況がしばらく続く。

ある青物釣行の帰りに立ち寄った川。

「来週だな」

浅い所の濁りがだいぶとれていた。

その場ですぐタイドグラフをチェック。

「………」。

「悪すぎる」。

良型が入りそうな潮回りではなかった。

一旦帰り作戦を考える。

刻一刻と変化する川の水位。

週間天気予報はずっと晴れ、風も弱い、季節外れの異様な暑さ。

正直、一雨欲しかった。

それも、大雨。

だが、天気が荒れそうな雰囲気はまるでなかった。

「どうする?このまま待つか?わずかなチャンスにかけるか?」

フィールドまで頻繁に通える距離ではない。

煮え切らないまま数日を過ごす。

少しでも好転するタイミングを探していた時、ついにチャンスが来た

低い水位、潮回りのせいで押し出しの弱い流れ、まだ残る代掻きの濁り。

この不利な状況でも好転させてくれる条件。

それは「風」

風速1メートルの微風だが、それで十分。

風向もばっちり。

秋田の中ではアーバンサイドな河川。

周りの建物に風が当たり、若干だが強弱のリズムが生まれる。

「揃った…」。

気がつくとフィールドに立ち川を眺めていた。

全てが思った通りの状況。

設定した時合いは満潮からの下げ一分。

時間にして1時間ちょっとの短い時間。

思った通りの緩い流れに低い水位。

足元は1メートル弱のシャロー帯。

ベイトはいる。

地形は頭に入っているので、まずブレイクラインを攻める。

ドンッ!

強烈なバイトが出るが乗らず。

いるのは分かった、あとは風を待つ。

風のリズムが作るわずかな流れがブレイクに沿って流れ出す。

その流れに合わせてルアーを流してあげると…。

ドスッ!!

ギュギュギューー!!

「…………。」

無言のまま魚とやり取りをして抜きあげる。

上げた魚を見て初めて感動が湧いた。

可愛いサイズだが自分の思った通りに反応してくれたシーバス。

可愛いくてどうしようもない。

まじまじと眺め、撮影をしてリリース。

少し場を休ませ追加を狙う。

「この立ち位置だと狙いづらいな…。」

半歩ずらしトレースコースを調整する。

ゴッ!!

バシャバシャバシャ!!

可愛いエラ洗いの音。

すぐに抜きあげる。

サイズダウン。

だが、サイズじゃない。

狙い通りに魚を釣る

これが出来ただけで充分だ。

緩い流れからの流れだしたわずかなタイミングにスイッチの入った魚を獲る快感。

これだからシーバスはやめられない!!

aji-canさんのブログはこちら

釣行データ

釣行日

2017年5月20日

釣行場所

秋田の河川

天候・潮汐

晴れ・長潮

関連商品

ロッド/ アピア「風神グランドスウェル 104MH」

ロッド/ シマノ「リール エクスセンスCI4+ C3000HGM」

この記事を書いた人

Aji-can

Aji-can

独自の考えでオリジナルカラーを創出する実釣主義のルアーペインター。「答えは常にフィールドにある!」がモットー。
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