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ロッドの選び方虎の巻【第3回「ガイドの特性・選び方」】

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アクセス 2017年05月24日

ここではブランクに取り付けられたガイドの素材について説明することにする。

ガイドの素材について

ブランクと並んで、ロッドの構成要素として重要なカギとなるのが「ガイド」だ。同じブランクであっても、ガイドの種類や取り付け位置によってロッドの「味付け」が変わってくる

ロッドに使われているガイドは「フレーム+リング」で構成されていることは念頭に置いておいてほしい。

ここでは、そんなガイドに関して詳しく説明しよう。

ガイドフレームの素材

一部の例外を除き、現在市販されているものでフレームは下記の3種類に分けられる。

ステンレスフレーム

最も低価格なこともあり、多くのロッドに搭載されていて一般的なのがステンレスフレームだ。

チタンフレームに比べて粘りがあり、AGSフレームに比べて強度面に優れているため、青物や底物狙いのビッグゲーム用ロッドにはあえてステンレスフレームが搭載されていることも多い。

チタンフレーム

やや高価な上位モデルに搭載されているのがチタンフレームだ。ステンレスフレームに比べて軽量かつ高感度なのが特徴的で、耐腐食性にも優れている

AGSフレーム

一部メーカーのロッドに搭載されているのがこのAGSフレームだ。上記2種のフレームと異なり、カーボン繊維でできているため、軽量なのが最大の特徴だ。

ただし、やや強度面に劣るため、現段階ではビックゲーム用ロッドのフレームとしては不向きであると言える。

ガイドリングの素材

現在、市販されているロッドのガイドリングは下記の3種類に分けられる。

この区分に当てはまらないガイドリングを採用しているメーカーもあるが、ここでは省くこととする。

Sicリング

現在、市販されているロッドの大半はSicリングが搭載されている。

最も一般的であり強度面も十分に確保されている。

トルザイトリング

近年、上述したSicリングの上位互換として登場したのがトルザイトリングだ。

Sicリングと比較して薄くできるため、ガイドフレームを従来サイズよりもワンサイズ下げることができるのが最大の利点だ。

強度面も十分に確保されているが高価なため、現在は上位機種にのみ搭載されている。

Sic-sリング

Sicリングを進化させた最先端のリングがSic-sリングだ。

Sicリングよりも薄く、軽く、糸に優しいというコンセプトの元開発に成功。

今後のKガイドシリーズはこのSic-sリングが主流となることがアナウンスされている。

アルコナイトリング

Sicリングよりも低価格なのがこのアルコナイトリングだ。

国内ではあまり浸透しておらず、搭載されてる機種はわずかだが、北米では比較的ポピュラーな存在であるようだ。

ガイドのシングルフットとダブルフット

意識しないと気がつかないかもしれないが、ガイドフレームには1本足のシングルフットと2本足のダブルフットがある。

基本的にシングルフットで強度が保たれるものに関しては、自重が軽いため、シングルフットが採用される。

だが、青物や底物などのビッグゲーム用ロッドには強度面を保つために、ダブルフットが採用されていることが多い。

つまるところ、軽さを取るか強度面を取るかといった部分でどちらのガイドフレームを採用するかが決められているといって良い。

次回はロッドの塗装とグリップの素材編

次回は、ロッドの塗装とグリップの素材や特性について説明したい。

連載:ロッドの選び方虎の巻【第1回「ロッドテーパーの選択について」】

連載:ロッドの選び方虎の巻【第2回「ロッドの弾性、ソリッドティップの特性について」】

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