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アクセス 2017年05月19日

連載:ロッドの選び方虎の巻【第1回「ロッドテーパーの選択について」】

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ジャンルを問わず、ロッドを選択するときには何を基準にするだろうか。本記事ではロッドを構成する様々な要素に焦点を当て、解説していく。

これを機にロッドに関する知識を深めてもらえたら幸いである。

ロッドのテーパーについて

ロッドを選定するにあたり、まず最初に確認したいのが「ブランク全体のテーパー」だ。ロッドのスペックは様々な構成要素から決定されるが、最もロッドの「性格」を決める要素となるのがテーパーであろう。

レギュラーテーパーを基準として考えると、同じ荷重をかけた際に、よりティップに近い部分でベントカーブを描くのがファーストテーパーよりバットに近い部分でベントカーブを描くのがスローテーパーとなる。

カーボンシートの弾性については後ほど詳しく述べるが、一般的にファーストテーパーのロッドには高弾性のカーボンシートが、レギュラー、スローテーパーのロッドには中・低弾性のカーボンシートが使用されている。

ファーストテーパーのメリット/デメリット

ファーストテーパーのロッドは、一般的に軽量かつ高感度のモデルが多い。わずかな水流の変化や、ショートバイトを感知する必要があるような繊細な釣りには最適だ。

その一方で、キャストの際のリリースポイントが狭いというデメリットもある。ロッド全体がしなるわけではないので、ベストなポイントでリリースしないとキャストアキュラシーが低下してしまう。

ファーストテーパーロッドのリリースポイントを野球のバットのミートポイントに例えれば、芯に当たったときには飛距離が稼げるが、芯を外したときには飛距離が出ない、というイメージを持ってもらうとわかりやすいかと思われる。

また、無理に負荷をかけすぎると折れやすいという側面もある。道具の扱いにある程度慣れた中・上級者向けのロッドだと言えるだろう。

レギュラーテーパーのメリット/デメリット

ブランクのテーパーを語る上で最も標準的と言って良いのがレギュラーテーパーだ。30t前後の中弾性カーボンが採用されていることが多い。

ファーストテーパーに比べると、リリースポイントが広くなるため、安定した飛距離を稼ぐことができる。ルアーのウエイトをロッドに乗せてキャストしているという感覚を得やすいのも特徴だ。

ロッド全体がしなやかに曲がるため、タメをつくり魚とファイトすることも可能だ。一方で、感度の面ではファーストテーパーにはやや劣る。

良くも悪くも標準的なテーパーで、幅広い層のアングラーにオールマイティーに使えるテーパーといったとこだろう。

スローテーパーのメリット/デメリット

上記2種のテーパーと比較して、最もバット近くでベンドカーブを描くのがスローテーパーのロッドだ。

ロッド全体でタメをつくることができ、魚の走りに追従して曲がるため、オフショアからの青物底物といったビックゲームに最適なテーパーだ。

また、外部からの衝撃に強く破損しにくいため、海外遠征の際にも適している

ただし、ファーストテーパーやレギュラーテーパーと比べると感度は低く、かつキャスト時にラインスラッグが多く出てしまうため、低弾道でキャストしたいようなシチュエーションにはあまり適さない

次回はカーボンシートの弾性と、ロッドティップ編

次回はカーボンシートの弾性と、ロッドのティップ部(チューブラー、ソリッド)の説明をしよう。

連載:ロッドの選び方虎の巻【第2回「ロッドの弾性、ソリッドティップの特性について」】

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