「ダウンショットリグ」の作り方を写真で解説!バスやロックフィッシュを狙おう
ブラックバス用のリグとして多用されてきたが、今やソルトゲームでも大活躍中の「ダウンショットリグ」。
今回は覚えておいて損はない「ダウンショットリグ」の作り方を紹介しよう。
ダウンショットリグとは?
ダウンショットリグとはワームの下にラインが延び、シンカーが一番下にセットされたリグである。
ジグヘッドリグやノーシンカーリグに比べてややセットが面倒ではあるが、ハイプレッシャーフィールドにおけるフィネスな釣りには必要不可欠なリグだ。
また荒い根を攻めるロックフィッシュ狙いでは、根掛かりをしてもシンカーのみが犠牲になるというメリットも存在する。
今回は、そんなダウンショットリグの作り方を解説していこう。
ダウンショットリグの作り方手順
手順1
ラインを2つ折りにし、フックのアイに通す。
端のラインの長さがリーダーの長さとなるので、この時点で好みの長さにしておく。
端のラインを長めに取り、後でカットして長さを調節しよう。
手順2
次に駒結びの要領で、結んだ後に輪っかにフックをくぐらせて絞め込む。
ちなみに、ここまでの結び方を「パロマーノット」という。
結束強度が強い便利なノットなので、覚えておいて損はないだろう。
手順3
切らずに残しておいたラインを、写真と同じ向きからフックのアイに通す。
こうすることで、フックポイントが常に上を向くようになる。
手順4
最後にラインの端を駒結びし、専用のシンカーまたは「カミツブシオモリ」を取り付ければ完成。
お好みのワームをセット
リグが完成したら、あとは使いたいワームをチョン掛けにセットして実釣するのみ。
写真ではマスバリを用いたが、障害物に引っかかるような場所や大型のロックフィッシュ狙いではオフセットフックを用いよう。
ダウンショットリグにオススメのフック&シンカー
デコイ「ダウンショットフック ワーム123 下野流 DECOY DS HOOK」
デコイから発売されている、ダウンショットリグのために専用設計されたフック。
確実にフックが上を向くよう設計され、ワームの姿勢が常に安定する優れものだ。
またフォール時やアクション時の糸ヨレを激減させるための工夫も施されている。
ダイワ「 ロックフィッシュ用オフセットフック ごん太 #1/0 サクサス」
ダイワから発売されている、アカハタやキジハタ、ソイ、カサゴ、アイナメなどのロックフィッシュを狙うためのオフセットフック。
今までは乗せきらなかったショートバイトをも逃さずキャッチする性能には圧巻の一言。
なお驚異の貫通力を持つSaqSas仕様であるため、取り扱い時にはこれまで以上に注意しよう。
スタジオ100「FECO タングステン ドロップショットシンカー」
ダウンショット用のポピュラーなシンカーのひとつがこの「FECO タングステン ドロップショットシンカー」だ。
タングステンシンカーは鉛よりも比重が高いため、小さいシンカーでもウエイトを稼ぐことができ、感度の向上にもつながりやすい。
同社の製品はタングステンでありながら手が出しやすい価格設定なのも嬉しいポイントだ。
ダウンショットリグの作り方をマスターしよう
ダウンショットリグの作成はやや手順が面倒ではあるが、慣れてしまえばなんということもない。
自宅で少し練習しておいて、フィールドですぐに実践できるようにしておこう。