9月に入り、暑さも和らいできたこの時期。ソルトウォーターゲームは本格的なシーズンに入る。シーバスやアオリイカ、アジに加え、青物も狙える。今回、筆者は長崎県の地磯に足を運んだ。その時の様子をお伝えする。
釣行日:2016/09/03〜04
今回は長崎県北部エリアに2日間にわたる釣行に向かった。ターゲットはヒラスズキ、青物、根魚。これらのターゲットに加え、魚種が豊富なエリアなため、何が釣れるかわからないといった楽しみもある。
初日の最初にエントリーしたのは潮通しの良い地磯。ここは、青物やヒラスズキが狙える一級ポイントだ。当日がシケの予報であったが予報とは裏腹に海は凪いでいたため、サラシは足もとにしかできずヒラスズキ狙いには難しい展開となった。
そんな中、釣行開始1時間を過ぎた頃、足元のサラシを丁寧に探っていると、ヒット。上がってきたのは65cmの体高のある良型のヒラスズキだった。
ヒットルアーはジャンプライズ[JUMPRISE]の「ロウディー 130F モンスター」。このルアーは飛距離こそ稼げないものの、スローリトリーブでの泳ぎは抜群に良く、足元にしかサラシが出ないような厳しい状況下で筆者が頻繁に用いるルアーだ。
また、テキサスリグでボトムを丁寧に誘うと、小型ながらカサゴが相手をしてくれた。小さいながらも気持ち良いアタリと引きが楽しめた。
幸先良く1本をキャッチし、その後もポイント変更を続けるがヒットはなく初日の地磯での釣りを終えた。
夜間は常夜灯のある漁港へと移動し、ライトゲーム&ロックフィッシュ狙いへと移った。ゼロダンリグでボトムを探っていると強いアタリが。すかさず合わせ、ランディングの末に上がってきたのは45cmのマゴチ。刺身に鍋物に美味しい魚で、想定外の嬉しい1本となった。
使用したのはこのセッティング。根掛かりの多いエリアではこのゼロダンリグが活躍する。
翌日は朝マズメを潮通しの良い一級ポイントで迎え撃つことにした。潮が効き雰囲気は抜群に良いものの、ヒラスズキや青物からのレスポンスはなかった。そんな中、同行者がバイブレーションやスピンテール系ルアー、メタルジグで好釣果を上げていく。
朝マズメ以降も数箇所ポイントを回るものの、釣果は得られずこれにて納竿となった。
まだまだこれからがシーズンのソルトルアーフィッシング。ぜひ、いろいろなポイントへ足を運び、様々なターゲットを釣り上げてみてはいかがだろうか。
メインで使用したタックルは下記の通りだ。参考にしてみてほしい。