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7560アクセス 2016年08月04日

連載:夏に釣れる魚の特徴や生態【第3回 マダコ】

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季節ごとに釣れる魚の生態や特徴などを解説していく本連載。第3回は、手軽に狙え食べてもおいしい「マダコ」だ。

マダコの分布・生態

マダコは世界各地の熱帯、温帯海域に分布し、その分布域は非常に広い。しかし、日本では太平洋側に比べると日本海側では数が少ないと言われている。一般的にタコといえばマダコを指すことが多い。ちなみに、東北以北ではミズダコという非常に大型になるタコが有名だ。

繁殖期は地域差があるが、西日本では初夏頃が産卵シーズン。産みつける卵の数が多く、2.5mm大の卵を数万~数十万個もの数を岩陰などに産みつけ、雌はそのまま卵が孵化するまで新鮮な海水を吹き付けたり、外敵を退治したりと餌も食べずに子守りをする。雌は卵が孵化した後に死んでしまうことが多い。

一般的に、寿命は1~3年ほどである。3キロを超えるような大型の個体が長年生き続けているというわけではないようだ。雄よりも雌の方が大型になる傾向にある。

マダコの特徴

マダコは意外と賢い生物で、白や赤いものを餌と認識するという。ラッキョウを餌にした釣り方があるのもそれの所以である。タコ用ルアーにも白色や赤色のものが多い。

また、マダコの最大の天敵はウツボ。両者とも岩陰など住処が一致してしまうため、遭遇してしまう確率が高いのだ。ウツボはタコを見つけると急所である頭に咬みつこうとするため、タコが抵抗しようともどうしようもない。しかし、マダコはエビやカニなどの甲殻類にとっては天敵である。伊勢海老などの大型のものも捕食するという。

マダコの釣り方

テンヤにラッキョウやカニなどを巻き付ける餌釣りも良いが、近年多く発売されているタコエギと呼ばれるタコ専用のエギを使用した釣りもおすすめ。餌の準備が要らず、簡単に狙うことができるのが魅力だ。夜釣りが基本である。

釣り方としては、防波堤の真下へ仕掛けを落として着底させ、上下に動かして止めるの繰り返し。基本的に止めた時に抱いてくることが多い。何のテクニックも要らない非常に手軽な釣りだ。

おすすめの調理法

マダコといえば、茹でて脚がカールしたものを想像する方も多いだろうが、おいしく茹でるにはコツがいる。タコの足には多くの神経線維が走っており、高温で一気に茹でるとこの繊維が急に縮んで硬くなってしまうのだ。

塩で揉んでヌメリを取ってよく洗い、とろ火でゆっくり茹でていくと柔らかい茹でダコができる。是非試してみてほしい。

茹でなくとも、新鮮なものは刺身でおいしい。そぎ切りにしてしゃぶしゃぶにしてもよいだろう。

他にも天ぷらなどの揚げ物や煮ものなど、火を通してもおいしく頂ける。自家製タコ焼きを作っても良いだろう。様々な食べ方で旬のタコを味わってみよう。

手軽に釣れて美味しい好ターゲット

マダコは簡単に釣れる上、今が旬で非常に美味の好ターゲット。夏に狙うべき釣り物のひとつだ。

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