スポーツフィッシングの聖地として有名なアメリカ合衆国のフロリダで魚の死骸が川を埋め尽くすという異常事態が発生している。
乾季にあたる1月に通常の3倍の降雨があったことで有害な藻類が発生し、酸素が欠乏したためだとみられている。
川一面が魚の死骸で覆い尽くされる
美しい岸辺や入り江で有名なフロリダ州「インディアンリバーラグーン」の水面が死骸で覆い尽くされている。
原因は例年なら乾季に当たる1月に、例年の3倍の降雨があったこと。雨水が市街地を通り有害物質などを取り込みながら河川に流入。気温が例年よりも高かったことが重なり有害な藻類が増殖したため水中の酸素が欠乏し、酸欠で死滅してしまった。
影響はフロリダ州の2大産業である観光業や漁業にまで及ぶようだ。