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養殖魚のほうが美味しい? 養殖魚と天然魚の味の違いとは

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アクセス 2018年05月16日

人口増加による世界的な漁獲量・魚食量の増加によって、魚の養殖に注目が集まりつつある。

近年は近畿大学や九州大学などを中心に魚の養殖技術の研究が進んでおり、さまざまな種類の魚を美味しく養殖できるようになってきた。

今回はそんな養殖魚と天然魚の味の違いについて解説していこう。

養殖の魚と天然の魚の違いとは

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養殖と天然の違いは数あるものの、今回は味の特徴と栄養価、そして安全性について解説していこう。

それぞれの良い特徴にぜひ注目してほしい。

養殖と天然の味の違い

天然の魚の特徴

一般的には養殖の魚よりも天然の魚のほうが美味しいというイメージがあるだろう。

確かに天然の魚は広大な自然のなかで育っており、必然的に筋力が必要となり身がしまり、旬の時期になれば脂がのるため美味しいことは間違いない。

しかし旬の時期でなければ味は落ちてしまい、漁場や個体によって品質に差が出てしまうという問題もある。

養殖の魚の特徴

養殖のものは管理された環境で、決まった量の飼料を与えられているため、身の締まりは天然のものに劣っている部分もあるが、年中脂の乗りがよく、一年間を通して高い品質のものを食べることができる。

また近畿大学ではマダイにハーブやゴマ油を加えた資料を食べさせることで、より美味しいマダイを育てようと研究されており、ただの養殖ではなくブランド化する動きもある。

味については優劣はつけられない

やはり旬の時期には天然の魚が美味しいが、少し時期をズレたものや調理法によっては養殖のものが好まれることもある。

養殖の脂ののったものを好む方もいれば、天然の身の締まりを好む方もいるので、魚種ごとに食べ比べて自分の好みを見つけてみよう。

養殖と天然の栄養価の違い

養殖と天然の魚では、魚が持つ栄養価にも差が生じる。

天然の魚は様々な小魚や甲殻類などを捕食するため育つ際の食のバランスがよく、それぞれの魚種に見合った栄養価になる。

それに対し、今までの養殖魚では決まった飼料しか与えられないため、最終的な出荷の際の栄養価にも偏りが生じることもあった。

しかしながら現在では飼料の栄養価をコントロールできるようになっており、養殖魚の方が栄養価が高いとの話もあることを覚えておいてほしい。

養殖と天然の安全性の違い

安全性については養殖のものがよりリスクがないといえるだろう。

天然の場合はどこで水揚げされたかはわかっても、どこで育ったか、どんなものを食べたかがわからず、有害物質などが生物濃縮されている場合もあり得る。

それに対し、養殖のものはどこで育ったかもわかり、与えられるものが限定されているため寄生虫の心配もなく、生物濃縮の心配もない。

このような点により安全面では養殖に軍配があがるだろう。

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特徴を理解して魚を楽しもう

天然のものは価格が高騰し普段はなかなか食べることができないため、釣った後は食べて楽しんでほしい。

また養殖のものでも天然のものよりも美味しいと言われるものも出てきているので、それぞれの特徴を理解し、美味しい魚に舌鼓をうとう。

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