釣りには落水など命に直接関わるアクシデントもあれば、魚のトゲが刺さって怪我をするなど様々な危険がある。
今回は場合によってはかなりの出血になってしまう、刺さった針の処置方法を紹介しよう。
まずは病院に行くのが先決であり確実だが、あくまでもすぐには病院に行けない場合の参考として認識しておこう。
※釣りの現場で病院に行くべきか迷った場合は「#7119(短縮ダイヤル)」に電話して相談することをおすすめする。
刺さった釣り針の抜き方
バーブを潰す方法
最もメジャーで病院などでも活用されるのがこの方法。
針先が浅く刺さっている場合などはバーブを貫通させ、プライヤーなどで潰すか針先を切断し抜く方法が最も傷口が広がらない。
再度針を刺すのは痛いが、処置後の痛みは少ない方法だ。
プライヤーなどで抜く方法
こちらも針先が浅く刺さっている場合に有効。
バーブが付いていない方向に力をかけつつプライヤーでしっかりフックを固定して抜く。
手軽で最も思いつきやすい方法だが、針が深く刺さっていると傷口が広がりやすいので気をつけよう。
ラインを使って抜く方法
上の動画ではラインを使ったやり方の詳細な方法はわかりにくい。
ラインを使う場合は上の動画を参考にしてみよう。ルアーに使うトレブルフックで実演しているのでわかりやすい。
あくまでも最後の手段
釣り針の抜き方を紹介したが、自分で抜くのはあくまでも最後の手段。基本は衛生的な環境である病院で処置してもらおう。
野外で針を抜いた場合はすぐに殺菌すると後の腫れを防ぐことができる。