連載 : 釣った魚の飼育方法【第1回 飼育する魚の釣り方】

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2015年12月05日 (最終更新日:2018年06月04日)

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出典:ソラスズメダイ Neon damselfish | Flickr – Photo Sharing!(CC BY-SA 2.0)

釣りをしていると、外道で綺麗な魚や可愛らしい魚が釣れて、「飼ってみたい!」と思ったことのある方もいるだろう。

また、魚を飼育することで、その魚の今まで見ることができなかった生態を知ることもでき、さらなる釣果に繋がる可能性もある。

そんな釣魚を飼育する方法を紹介する本連載、初回である今回は釣った魚を飼育する最初のステップとして、飼育するための魚の釣り方を解説しよう。

飼育するための魚の釣り方

飼育するための魚を釣る際に最も注意すべき点は、いかに魚へのダメージを減らすかということ。

タモ網などで捕獲すれば良いと思うかもしれないが、動きの素早い魚や防波堤などに潜む魚を採取する場合には、釣りの方が圧倒的に簡単で、効率的なのだ。

以下に飼育目的で魚を釣るための注意点を紹介していこう。

フックはシングルフックのバーブレス

当たり前だが、釣った魚にはフックが刺さっている。なるべくそのダメージを低減するためには、バーブレスのシングルフックを使用すると良い

フックの数が多いルアー釣りよりも餌釣りの方が好ましい。バーブレスにすることで、フックを早急に外しやすいという利点もある。

フックを飲んでいたり、エラが傷ついた魚は飼育しない。

フックを飲んでしまっていたりエラが傷ついてしまっている場合には、飼育してもすぐに死んでしまう

残念ではあるが責任を持ってキープし、食べるか土に埋めてあげよう。

ファイトは素早く優しく

魚の引きを楽しむのも釣りの醍醐味ではあるが、この場合魚の体力を保ったまま素早く取り込むことが先決。

ただし、強引にやりとりしてフックの刺さった穴が広がったり、口が切れないように注意しよう

釣ったら極力触らない

魚に対して人間の体温は高いため、素手で触ると魚は火傷をしてしまう。

日が当たっているコンクリートの上などに置くのも同じことだ。釣りあげたらすぐに水を汲んだバケツなどに魚を入れ、その中でフックを外すようにしよう

また、その後も釣りを続けるのであれば、バケツに入れたままだと中の水の温度が外気温によって大きく変化してしまい魚が弱ってしまう。

生き餌をキープするためのクーラーボックスに入れたり、上部のみが網状になったバケツに入れてそれを水中へ沈めておくことで、水温の変化によるダメージを軽減させることができる

持ち帰るときはクーラーボックスがおすすめ

飼うためにキープした魚が最も死んでしまう可能性が高いのは、家まで持ち帰るまでの時間だ。

水温が急激に変化しやすい上、振動などのダメージも大きいためである。

よって、持ち帰る魚に対してなるべく大き目のクーラーボックスに水を張り、できるだけ静かに持ち帰るようにしよう。

釣る場所も家から遠いポイントではなく、近場で釣りのが好ましい。

事前の準備が重要だ

釣った魚を飼うためには釣り上げたあと、家に運ぶまでの間いかにダメージを減らすかが重要。そのためには事前に準備が必要だ。

次回は、魚を入れるまでの水槽の準備について解説する。

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