みなさんは上の写真がなんの魚かお分かりだろうか? 多くの人は「ブリ」か「ヒラマサ」で迷うのではないだろうか。
見た目が似ている魚は少なくなく、その多くは慣れていないと見分けるのは難しい。釣り人であれば釣れたときのために見分け方を覚えておきたい。
今回は、ジギングのターゲットとして人気な「ブリ」と「ヒラマサ」の見分け方について解説しよう。
「ブリ」と「ヒラマサ」の見分け方
誰でも比較的分かりやすい、ブリとヒラマサの見分け方は以下の通りだ。
「上顎上後端の形状」で見分ける
これが最も有名な見分け方だ。
ブリは上顎上後端という、下の絵の赤丸部分が角ばっているのに対し、ヒラマサは丸みを帯びている。
「胸ビレと腹ビレの長さ」で見分ける
こちらも分かりやすい見分け方のひとつ。
ブリは胸ビレの長さと腹ビレの先端がほぼ同じ位置だが、ヒラマサは胸ビレに対し腹ビレの方が長い。
その他の見分け方
その他にも、ブリは体の中央を走る黄色いラインが比較的薄いのに対し、ヒラマサは明瞭であるという見分け方や、ブリの方が丸っこく、ヒラマサはスリムであるという見分け方もあるが、これらの違いは個体差が激しく、慣れていないと確実に見分けることは難しい。
上で紹介したふたつの見分け方がもっとも確実だろう。
何を釣ったのか分かるようにしておこう
魚を見分けることができるのは、釣り人にとって必須の能力だろう。釣り場で悩まないためにも、しっかりと見分け方を覚えておこう。
ちなみにトップの写真はヒラマサ、記事中で解説したように、胸ビレと腹ビレの長さで見分けることができる。
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