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釣っても食べちゃダメ! 食品衛生法により「流通禁止」の魚たち

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アクセス 2015年10月08日

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出典:船員28号の日々 : 脂ギッシュなムツ。

日本国内には食品衛生法という法律により、食用が禁止され流通しない魚が存在する。これらの魚は漁港、市場で発見され次第廃棄されることになっている。

今回はそういった魚屋や寿司屋などでは絶対に見かけることがない魚たちを紹介しよう。

オニカマス

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出典:2013 11 7 オニカマス 他 – YouTube

英名のバラクーダという呼び方で有名なスズキ目カマス科の魚。

国内では南日本の内湾、サンゴ礁内に生息する2m近くになる大型の肉食魚で別名「ドクカマス」と呼ばれ、釣りではトローリングの対象魚になっている。

この魚はシガテラ毒を持つことで食用禁止にされており、食べると温度感覚異常や関節痛、下痢、嘔吐などの症状を引き起こす。

日本国内で多くの食中毒事件を引き起こしているので注意が必要だ。

オオクチイシナギ

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出典:イシナギ特集: 浅ブロ(浅草釣具の日常)

大きいものは2メートル、200キロほどになるスズキ目イシナギ科の巨大魚。

北海道~屋久島までの深海域に生息し、産卵期のは浅瀬に上がってくる魚で、深海大物釣りの対象魚として有名だ。

この魚の肉は美味で利用されているが、肝臓はビタミンAが大量に含まれるため食用禁止になっている。

食べてしまうとビタミンAの過剰摂取により、嘔吐、頭痛、皮膚の剥離などの症状が現れ、約1ヶ月ほど苦しむことになってしまう。

バラムツ

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出典:美味しいが食べれない魚: メバのブログ

スズキ目クロタチカマス科の2メートルほどになる、太平洋側の深海に生息する大型魚。

夜間には浅場に浮上することから、釣りの対象になっている。

英名はオイルフィッシュで、食べると下痢になる魚としても有名だ。

体内の油脂成分のほとんどが人体では消化することのできないワックスエステルであるため、大量に摂取すると皮膚から脂が漏れる病気を起こしたり、消化されなかった油脂が肛門からそのまま漏れ出すことがある。

アブラソコムツ

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出典:号外(株)小田原魚市場

バラムツと同じスズキ目クロタチカマス科の深海に生息する魚。

サットウとも呼ばれ、バラムツ同様大型になり釣りの対象魚である。

この魚も消化できないワックスエステルを含んでいるため、下痢などの症状を引き起こす。

またバラムツ、アブラソコムツを区別せずインガンダルマとも呼ばれていて、よくメディアに取り上げられている。

知識を付けて安全に釣りを楽しもう

法律によって食用禁止な魚があるように、食べると危険な魚も存在する。

身近なものではフグの毒として知られるテトロドトキシン、オニカマス以外にも南方系の大型魚に多いシガテラ毒、アニサキスや顎口虫などといった寄生虫のように自分で釣った魚を食べる際には少なからず危険性がることを覚えておいてほしい。

魚についてよく知ることで危険は避けられるので、釣った魚を美味しく食べるためにも知識を付けるようにしよう。

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