PEラインとリーダーの結束はアングラーの個性でもあり、重要視するポイントも人によって違う。
今回は難しい手順を覚える必要がない「ブレイド トゥ リーダーノット」の結び方について紹介していきたい。
「ブレイド トゥ リーダーノット」
- リーダーの端糸を口にくわえ、ピンと張った状態をキープする
- リーダーを軸にPEラインを止め結び(ハーフヒッチ)で一回結ぶ
- 止め結びを起点に、リーダーの本線側へ向かってPEラインの端糸側をハーフヒッチで10〜15回で結んでいく(※ハーフヒッチは上下交互に結んでいこう)
- 最後にエンドノットで結び、両ラインの端糸をカット
- リーダーの端糸をライターで炙り、コブを作る
- 結束部を濡らし、強く締め込む
- 完成
本ノットはリーダーの上からPEラインをハーフヒッチで結んでいくだけという単純なノットだ。
結束部が若干太くなるが非常に固いため、歯の鋭い魚を狙う場合などにも最適。
青物などの大型回遊魚などを狙う場合の「イモムシノット」と同じ要領なため、どこかで見たことがある方も多いだろう。
イモムシノットは海外でAGチェインノットと呼ばれ、非常にポピュラーな結び方のようだ。
必ずコブを作ろう
リーダーの端糸をカットした後は、必ずライターなどで炙りコブを作ろう。
このコブがないと締め込んだ際に結び目がズレてしまう。
火を使うのがこわい方は以下のような電熱線でラインをカット&焼きコブが作れるアイテムを使用してほしい。
ノット選びを楽しもう
近年はインターネットの発達により、さまざまなノットの結び方がかんたんに手に入るようになった。
自身のスタイルに合ったノット選びを楽しみながら、釣りライフを充実させてほしい。