餌釣りからルアー釣りまで、初心者でも比較的簡単に狙うことができる「タチウオ」。
今回は、そんなタチウオの釣り方をショア(陸からの釣り)と船釣りに分けて徹底解説していく。
本記事を参考に、食味も抜群なタチウオをゲットしよう。
目次
- タチウオとは?
- タチウオの釣り方(ショア-ルアー釣り編)
- タチウオの釣り方(ショア-餌釣り編)
- タチウオの釣り方(船-ルアー釣り編)
- タチウオの釣り方(船-餌釣り編)
- タチウオ釣りであると便利なグッズまとめ
タチウオとは?
ウロコのない魚
刀のような銀色の魚体が美しいタチウオは、スズキ目サバ亜目タチウオ科に属する魚だ。
日本では北海道~九州南岸の幅広い海域に生息し、太刀のような見た目から「太刀魚」と呼ばれるようになったという説と、立って泳いでいる姿から「立ち魚」と呼ばれるようになったという説がある。
タチウオにはウロコが無く、代わりにグアニン質の層で覆われている。体表の刀のような輝きはこれによるものだ。タチウオのグアニン質は化粧品の材料にも用いられていたという。
幽霊のように神出鬼没
非常に回遊の速い魚でもあり、ポイントを絞るのも難しい。それゆえに「ゴースト」という異名をもつ。
その代わり、群れに当たれば初心者でも数釣りが楽しめる。釣行の際は、地元の釣果情報をしっかりと確認しておくと良いだろう。
鋭い牙からもわかるように獰猛なフィッシュイーターなので、ルアーでも狙うことができるターゲットだ。
鋭い歯に注意
タチウオの口を見るとわかるが、カミソリのように鋭い歯を持っている。
歯に軽く触れただけでも怪我をしてしまうため、釣った後の取り扱いには十分注意してほしい。
フィッシュグリップやワニグリップでタチウオを持つと安心だ。針を取り外す際には必ずプライヤーを使用しよう。
タチウオが釣れる時期
夏から晩秋にかけてが釣れるシーズンとなる。時間帯は夕マズメと朝マヅメがチャンスだ。
ショアから狙う場合は暗くならないと難しいため、夜釣りが基本になることを覚えておこう。
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