【実釣インプレ】オクマのアゾレスをショアジギングで使ってみた!マグロとも戦える1万円台のハイパワースピニングリール
オクマ[OKUMA]から発売されている大型スピニングリール「アゾレス」。
怪魚クラスの魚とも戦えるパワーを持ちながら、驚愕のコストパフォーマンスを実現したリールだ。
今回はそんな注目のリールをショアジギングで使用してきたレビューをお届けしよう。
アゾレスを使った感想
大型魚相手でも安心のドラグ力
アゾレスは大型魚と対峙できる強靭なドラグ力を備えている。
今回使用したアゾレスの65番(ダイワ4500番、シマノ8000番相当)の最大ドラグ力はなんと20kgだ。
釣行時は堤防で2~3kgのヒラマサを掛けたが、ドラグを一切出すことなくキャッチできた。
これだけのスペックがあれば、10kgを超える青物とも十分に戦えるだろう。
汎用性の高いラインキャパシティ
アゾレスは堤防だけではなく、沖磯のショアジギングでも十分戦えるラインキャパシティを持つ。
今回使用した65番であればおおよそPE3号を400m、PE4号であれば300mまで対応している。
ショアジギングだけにとどまらず、オフショアのジギングやキャスティングでも活躍してくれるだろう。
安定した巻き心地
アゾレスは同社独自のスタビライズシステムを搭載しており、安定した巻き心地も魅力のひとつといえる。
またハンドルにはねじ込み式ハンドルを採用しており、リーリング時のガタツキが一切ない。
巻き上げ時のパワーも申し分なく、上位機種のリールと遜色ないといっていいほどの使用感だ。
驚きの低価格
アゾレスは高いスペックを持ちながら、想像を超えた低価格であることが最大の魅力といえる。
アマゾンでの販売価格はなんと1万円台中盤で手に入ってしまうのだから驚きだ。
ロックショアジギングや、本格的なオフショアジギングのエントリーモデルに最適な一台といっていいだろう。
自重が重い
アゾレス唯一の懸念点を上げるとすれば、自重が重いという点だろう。
今回使用した65番の自重は700gを超えており、ロッドと合わせた際には1kgを軽くオーバーしてしまう。
実際に使っていると腕への負担が非常に大きく、長時間しゃくり続けるにはかなりの体力が必要になることを心得ておこう。
初めての大物釣りにはこれ
アゾレスはパワーと安定感を兼ね備えており、エントリーモデルとしては十分すぎるほどの高性能だと断言できる。
また耐久性も申し分なく、メンテナンスをしっかり行えば長きにわたって使えるだろう。
同リールの購入を検討している方へ、本記事のレビューが参考になれば幸いだ。