その名も「スライドフックシステム」!ジャクソンがエビにならない特許申請中のフックシステムを公開

by ジャクソン
タグ: / / / /
2019年09月07日 (最終更新日:2019年10月31日)

ジャクソン[Jackson]はエビにならないストレスフリーのシステムを開発中です。

今回は特許申請中の画期的な「スライドフックシステム」の詳細について解説します。

特許申請中の「スライドフックシステム」とは

現在、ジャクソンでは新しい機構を搭載したメタルジグの開発が進んでおります。

今回の狙いは「ストレスフリー」。これを実現させるために開発した機構を説明しましょう。

「エビにならない」フックシステム

キャスティングの釣りでもバーチカルに使う釣りでも、メタルジグを使っていて最もストレスを感じるのが「エビになる」こと。

エビになってしまうとそのワンキャストが無駄になってしまいます。さらに回収するのも重いし、糸はヨレるし・・・ロクなことがありません。

エビになるのは、リア(テール)フックがラインを拾ってしまうことによって発生します。巻いてくれば当然テンションが掛かるし、沈めてもテンションが掛かってしまい外れません。

根掛かりを軽減する狙いもありますが、エビにならないようにリアフックを外してフロントのアシストフックのみで使われる方も少なくありません。

バーチカルジギングではむしろリアフックを外される方の方がメインになっております。

釣り慣れた方で「アシストフックだけのフッキング率で十分だよ」と思われている方は良いのですが、少しでもフッキング率を高めたい方には割り切れない部分もあるでしょう。

「テールにフックがあってもエビにならなかったら・・・」

多くのアングラーは経験上、アシストフックではエビにならないことを知っております。

厳密に言えばエビになることはありますが、ラインにテンションが掛かれば引っかかった方に弾かれて瞬時に外れるのです。コレが生じるメカニズムは、ラインとフックの位置関係によって起きるのです。

ラインの始点とフックの始点が近く、その始点同士の距離よりもフックの全長(アシストライン部も含む)が長いために起きる現象です。

ここでリアフックを考えてみると、ラインの始点とフックの始点の間にメタルジグ本体があり、始点間の距離がフックの全長よりも長いため、常にラインにテンションが掛かってしまっている状態となり外れることが出来ないのです。

それを外すためには、リアフックの全長よりもラインの始点が近くなる必要があるため、単純に解消しようとしたら、メタルジグ1本分以上という非常に長いアシストライン部を有するフックが必要になってしまいます。

これでエビは解消されるでしょうが、ボディからフックポイントが大きく離れてしまいますので、そちらの意味から高いフッキング率は期待出来ないでしょう。

「スライドフックシステム」ならストレスフリー

「フッキング率を維持しながらエビにならない」。この夢のようなことを実現するためにジャクソンが考えたのが「スライドフックシステム」です。

このシステムは、リトリーブ時などではリアフックはテール先端にあるのですが、エビになってしまうとリアフックがメタルジグのヘッド側(ラインの始点近く)に移動し、瞬時にフックがラインから外れ、エビ状態を解消します。

そして外れた後はリアフックは元のテール先端の位置に移動する仕組みです。

つまり通常はラインにテンションが掛かることによってエビが外れなくなってしまうのですが、このシステムではラインにテンションが掛かった瞬間に外れる位置へとフック自体を移動させてくれるのです。

「スライドフックシステム」を搭載したメタルジグと通常のメタルジグとの違いは、フックをスライドさせるためのレールが付いていることだけの、極めてシンプルな構造です。

たったこれだけでエビのストレスからアングラーは解放されるのです。しかしフックがスライドすることによって生じるトラブルもあります。

それはリアフックがヘッド側に移動するので、まれにフロントにあるアシストフックに引っかかることがあります。

ただこれが生じてもリアフックの自由度が広いので、リトリーブやジャークの合間にちょっとしたフォールがあれば、その際にフック同士のテンションが緩み、高い確率で外れてくれます。

現在、より完成度の高いものを目指して調整中です。開発にはもう少し時間が掛かります。

この「スライドフックシステム」を搭載したメタルジグを店頭で見かけた際には、ぜひお試しください。

※このシステムは現在特許出願中です(特許出願番号2019-16717)

オリジナル動画もチェックしよう

同社のYouTubeチャンネル内のオリジナル動画は見逃せないものばかりだ。

ここでしか見れない有力な情報ばかりなので、上達を望むアングラーはぜひチェックしてほしい。

ジャクソン公式チャンネル

ジャクソン

ジャクソン

1980年創業、静岡に自社工場を持つルアーメーカー。時代の洗礼を受けながらもなお、アスリートやにょろにょろ、飛び過ぎダニエルなどの世に残り続ける製品を生み出している。
ジャクソン公式チャンネルの記事
タグ: