8月といえば真夏日が多く、一日中釣りをし続けるのが難しい時期だろう。
アングラーにとっては厳しい季節であるが、高水温を好む魚は活性が高まる季節だ。
今回はそんな8月に是非とも狙いたいソルトルアーターゲットを紹介していこう。
8月に狙い目のソルトルアーターゲット
カンパチ
ショアジギングの人気ターゲットであるカンパチ。
高水温を好む魚であり、夏はベイトを追って防波堤や地磯にも接岸してくる。
カンパチは最大1mを超える大型魚であるが、ショアから釣れるのはおもに30~40cmが多い。
しかしながらサイズの割に引きが強く、同じサイズのブリとは比べ物にならないほどのパワーを持つ。
エギングロッドやシーバスロッドを使用して狙うと、スリル満点のファイトを楽しめるだろう。
キジハタ
ロックフィッシュゲームの人気ターゲットであるキジハタ。
近年は水温上昇の影響により、全国的に生息数が増えている。
キジハタは夜行性であり、夜間もエサを探して動き回っている。
そのため日中の猛暑を避け、涼しい夜間に狙うのもおすすめだ。
またキジハタは成長が遅い魚であるため、資源保護のために小型のリリースを心がけてほしい。
ハゼ
ファミリーフィッシングの人気魚種であるハゼ。
エサ釣りのイメージが強い魚だが、クランクベイトやバイブレーションなどのルアーにも好反応を示す。
ハゼは縄張り意識が強い魚であり、ルアーを侵入者と見立てて果敢にアタックしてくる。
エサ釣りとは違った楽しさがあるので、ぜひルアー釣りにもチャレンジしてみてほしい。
遠征をしなくても近場のポイントで楽しめるため、ちょっとした空き時間に竿を出すのもおすすめだ。
サバ
エサ、ルアーを問わず堤防釣りの人気のターゲットであるサバ。
大きな群れで回遊してくることが多く、タイミングが合えば爆釣も期待できる。
サバはルアーへの反応がよく、小型のメタルジグやワームなどで狙うのも面白い。
小型であれば日中でもかんたんに釣れるため、ライトゲームの練習相手にも最適だ。
またサバは鮮度が落ちやすい魚であり、釣った際はすぐに締めてクーラーボックスに入れるよう心がけよう。
夏の魚との出会いを楽しもう
8月は暑さが厳しい季節であるが、高水温を好む魚にとっては恵まれた環境となる。
一方でアングラーにとっては過酷なシーズンであるため、涼しい朝夕のマズメに集中して狙うのがおすすめだ。
本記事を参考に、熱中症には十分注意しながら夏の魚との出会いを楽しんでほしい。